水辺に佇みシャッターを切った瞬間、ちょうど風がスカートの裾を吹き抜け、あのハイスリットの美しいアーク(弧度)をふわりと持ち上げました。1枚目の写真の赤い瞳は、暗がりの光の中でとても鮮烈に映えていると思います。このホワイトとブルーパープルのバイカラーの衣装に、後ろのお馴染みである三日月型のアホ毛(月牙呆毛)とロングヘアを合わせると、実際に着用するとかなりの重量感があります。ですが、完璧なキャラクター再現のためには細部まで決して妥協できません。胸元のレースアップ(绑带)や袖口のゴールドエッジ、充実に表現されたドレス全体の美しいドレープ感など、どれ一つとして疎かにはできませんでした。日中に一通り撮影をこなした後、夕暮れ時に空が暗くなるのを待ち、光が柔らかくなったタイミングで、よりダークな背景を使って衣装の反射光や白いエリアを際立たせる試みをしました。これにより、赤い瞳のクールさが引き立ちます。
カメラに背を向け、両手を広げて風を仰ぎ見るカットでは、まるで水元素が今にも溢れ出しそうなほどの従容(ゆとり)と、ほんの少しのエレガンスを表現したかったのです。あえてレンズを凝視しないことで、佇まいにむしろ豊かなストーリー性が生まれます。スマホの中で何枚も迷った末、最終的にこの2枚を選びました。1枚は全体のスタイリングがはっきりと見え、もう1枚はどこか情緒(意境)を感じられるもので、私の中にあるあの少しツンデレ(傲娇)でワガママな神様の雰囲気を再現できたと感じています。『原神』のこの設定における「踊り」の持つ寓意(メタファー)がとても好きです。実際のところ、毎回の撮影におけるポージング、表情、あるいは眼差しのすべてが、ロールプレイを通じたキャラクターとの対話であり、二次元撮影としての醍醐味を詰め込んだ原神コスプレの挑戦となりました。