原神FES Day2の会場オフショットです!今日はスマホで直接何枚か写真を撮りました。実はライティング機材は一切持参しておらず、完全に会場の高い天井にある照明だけが頼りでした。会場内の光の環境は本当に最悪で、暖色と寒色の光が混ざり合っており、少しでも立ち位置がずれると顔や衣装に重い影が落ちてしまいます。幸い、今回選んだウィッグの色はコントラストが強く、黒赤のグラデーションがほとんどの光の下でもしっかりとした識別度を保ってくれ、白と青の衣装も暗い場所でレフ板のような反射の役割を果たしてくれました。
今回イベントで着用したこのコスプレ衣装は、ウィッグに黒赤のグラデーション染めが施されており、赤い部分は前髪の両端と毛先に集中しています。この状態を再現するには、毛並みの質感とドレープ感がかなり重要でした。前髪が視界を遮る煩わしさを避けるため、少しだけカットを施し、会場を歩き回る際も目元の視界がクリアになるようにしました。この衣装の素材には、微かな光沢感のあるサテンと半透明の軽やかなシフォンの組み合わせが選ばれており、オフショルダーのデザインによって首から肩にかけてのラインがすっきりと見えます。首元の白いクロス編み上げの紐や頭の小さな羽の装飾は、会場が混雑しているときにずれないよう、非常に注意深く固定する必要がありました。
撮影当日のブース配置はとても心がこもっていました。背景にある巨大な淡いブルーの石膏調の羽の彫刻は本当に圧倒的で、床面の周りにはブルーの透明なアクリル製の花びらが敷き詰められ、会場の照明を浴びて、まるで雪解けの結晶のような冷烈な輝きを放っていました。私はあえて彫刻の前や側面にポジションを取り、その彫刻を背景として選びました。日中の自然光が天井の高い窓から差し込み、床の青い花びらによる下からの反射光も加わることで、画面全体にイベント会場の環境とは思えないほどの寒色系の幻想的な雰囲気が生まれました。
終始スマホでの直出し撮影で、プロ用のレフ板や補光ランプもなかったため、撮影時は主に正しい角度を探すことに集中しました。例えば、彫刻の下に座ったカメラポジションでは、ローアングルで撮影することで、頭上の黄色みがかった照明がもたらす肌色の色ムラ(階調断層)をうまく回避することができました。気怠げで静的な佇まいのキャラクターということもあり、派手なポーズはあまりとっていません。座りポーズを撮るときは、両手を自然に膝の上に置き、少し首を傾け、清涼感のある表情と合わせることで、あの静寂で空霊な感覚を非常に捉えやすくなりました。ウィッグの毛先が背後の青い花びらの上に自然に垂れ下がり、白いタイツのガーターリングのディテールも綺麗に表現されています。
写真の一連には複雑なハイライトやシャドウの修正は一切加えておらず、現場のリアルなイベントの質感をそのまま残しています。原画の中の人物のいくつかの受光面は、会場の照明のせいで確かに柔らかさが足りなく見える部分もありますが、このような直出しの空気感のほうが、私個人が考えるイベント記録の定義により合致しています。展示会の現場で、多くの人がスマホやカメラを掲げて撮影しているのを目にし、原神クリエイターインセンティブ計画のオフライン活動と繋がりを持ち、毎回のリアルな出会いの瞬間をありのままに記録すること自体にとても記念碑的な意味があります。このオフショットは単なるキャラクターの再現にとどまらず、現場での私が最もリラックスしている状態を再現したものでもあります。プロのスタジオ撮影ではないからこそ、よりカジュアルに、イベント会場を一つの遊び場として捉え、レンズを通してこのようなリアルな温もりのある画面を切り取ることができました。このスタイリングを気に入ってくれている友人の皆さんにシェアします。