『アズールレーン』ネプチューンのバニーポリス作品は、海軍制服の規律とバイクカルチャーのエッセンスを融合させたスタイリングです。制服のカチッとした硬質さと、バイカーガールならではのしなやかな色気が同居する世界観を目指しました。阿瀾(アラン)です。今回はこの撮影の裏側とこだわりをシェアします。
衣装のメインはエナメルと艶やかな光沢素材です。照明を受けると美しいハイライトを生み出しますが、体型を一切誤魔化せない素材でもあり、わずかな油断も目立ってしまいます。そのため撮影の数日前から徹底した食事制限を行い、撮影直前も水分補給を控えめに調整しました。インナーの黒いビスチェにはメタルバックルがあしらわれており、体にぴったり密着させるためにスタッフの手を借りてきつく締め上げました。肩に羽織った濃紺のミリタリー風コートがサイドを程よく覆い、全体のシルエットをよりシャープに見せてくれます。
当日の撮影は瀋陽の屋内スタジオで行われました。純白の白ホリを背景に、人物とバイクの輪郭をくっきりと浮き立たせるためハイキーなライティングを選択。大型バイクは非常に重く、押し引きして位置を微調整するだけでも一苦労でした。燃料タンクの上に身を預けるポーズでは、体幹を強く意識し、体をしなやかに伸ばしながらも強張って見えないよう配慮が必要です。エンジンに残るかすかな温もり、金属とエナメルの香りが入り混じり、現場のハードコアな空気感に自然と没入することができました。
ウィッグのセットには1時間近くを費やしました。シアンブルーの毛束に適度なふんわり感を持たせつつ、白ホリの前で人工的な質感に見えないよう繊細に整えています。制帽にあしらった赤いエンブレム飾りは特注品で、エッジの効いたシャープな造形が白い背景の中で鮮烈なアクセントになりました。バイカーガールを演じるのは、単に衣装を着るだけではありません。この冷たい鉄の塊といかに呼吸を合わせるかが鍵となります。タンクに体を預け、ハンドルにそっと手を添え、力みすぎないアンニュイでクールな視線をカメラに送る。ネプチューン本来の自信とツンとした気品を、佇まいを通して表現できるよう努めました。
構図はローアングルを多用し、全身の美しいラインをすらりと長く捉えました。レタッチでは肌のキメやエナメル本来の生々しい質感を大切に残し、過度な加工を避けています。エナメル生地は通気性がなく熱がこもりやすいため、1セット撮り終えるたびに休憩スペースで熱を逃す必要がありました。バイクのボディは滑りやすく、横たわる際は滑落しないようしっかりとした支点を見極めなければなりません。カメラマンさんは光の反射が最も美しく決まるアングルを常に探求してくれました。仰向けに倒れる姿勢を何度も試し、最も美しくラインを描ける構図に辿り着きました。ウィッグのブルーは強い光で白飛びしやすいため、ストロボの出力や照射距離も入念にテストを重ねました。
コスプレにおいて、新しい役を演じることは毎回かけがえのない冒険です。公式イラストの研究から始まり、衣装の仕立てやウィッグ制作、そして現場でのカメラマンやスタッフとの意思疎通に至るまで、すべての工程に情熱を注ぎました。ネプチューンはアズールレーンの中でも絶大な人気を誇る艦船であり、バニーポリスという設定は彼女に愛らしさと大人びた魅力を同時に添えてくれます。私自身の解釈と表現を通じて、三次元の世界でも彼女の魅力が生き生きと伝われば幸いです。普段のドレッシーなスタイルとは一線を画す無骨なバイクテイストは、表現の幅を広げる素晴らしい経験となりました。支えてくださったすべてのスタッフに心から感謝します。