湛江でのコスプレ撮影依頼の記録です。夏に満足のいくコスプレ会場写真を収めることができたのは、事前にカメラマンとライティングやスタイルについてしっかりと意思疎通できていたおかげです。カメラマン本人は、ポージングの直接の指導(身体接触)すら少し気まずく感じてしまうほどのINFJであり、私も純度100%のI人(内向型)ですが、オンライン上で事前におおまかなポーズの流れ(動作大綱)を共有し合っていたため、いざ本番を迎えると撮影は驚くほどスムーズに進みました。
今回挑戦したのは『Identity V 第五人格』の血の女王のスタイリングで、ちょうど血の女王の音楽会関連グッズの盛り上がりに乗る形で、ダーク系な空気感の写真を撮ることにしました。今回の要は何と言ってもヘアメイク(衣装・メイク)です。優雅でありながらも孤高な気質を再現するために、プラチナブロンド(金白色)のショートウィッグを丁寧にカットし、さらに視覚的インパクトが非常に強い黒い茨の王冠と、それを取り囲むダークレッドの薔薇をセット。ヘッドドレス単体でもかなりの重量があり、頭にかかる負担のバランス(受力点)を綺麗に見せるため、カメラマンと一緒に何度も微調整を重ねました。首元には黒レースのチョーカーに赤い薔薇のペンダントをレイヤードし、胸元の立体的な大ぶりの赤い薔薇と黒レースのロンググローブが、非常に強烈な赤と黒のコントラストを描き出しています。
顔に施した赤のスプラッター風のメイクは素晴らしいアクセント(点睛之筆)となっており、透明なゴブレットのプロップを合わせました。中身に液体は入っていませんが、グラスの縁にも赤いカラーの細かなディテール処理を施し、全体としてどこか退廃的なゴシックの雰囲気を演出しました。今回の撮影にはちょっとした面白いエピソードがあり、実はカメラマンと相互無償撮影(TFP)の形での創作でした。カメラマンは富士フイルム風のふんわりとした空気感に、コダックのような温かみのある柔らかな粒子感を組み合わせた仕上がりを好む方でした。当日は運が良く、素晴らしい天気が味方してくれ、撮影会場自体は室内だったものの、差し込む光が顔の輪郭をジャストで照らし出してくれたおかげで、深みのあるクールな雰囲気を完璧に引き立てることができました。
私の普段の主頁では、甘めな可愛い系、王道の和風日系、あるいは明るい私服やJK制服の依頼を多く受けていますが、このようなダークトーンで少しサブカル寄りのアングラなスタイルも、たまに挑戦してみると非常に撮りごたえがあって癖になります。私の相互無償撮影に関する注意事項についてですが、私が最も重視しているのは「撮影時間」と「返図のスピード」です。基本的には午前9時〜12時、または午後3時〜6時が最もコンディションが良くベストな写真が撮れる時間帯で、曇りの日は光の状況が非常に悪くなるため、完全に撮影はお断りしています。カメラマンは色調補正と軽いレタッチ(微修)を約束してくれ、データの納品も通常2〜3日というスピード感でした。このテンポ感は私にとって非常に心地よく、だらだらと引き延ばされることもなければ、急ぐあまり写真のクオリティが犠牲になることもありません。
撮影に臨む前には、自分で事前にいくつかのポーズを考えておき、カメラマンにも自分の得意な角度や好みの画角を伝えるようにしています。実際のところ、カメラの前で恥ずかしがらずに大胆かつポジティブに振る舞えさえすれば、多くの仕草はごく自然に美しくのびのびと表現できます。撮影の途中で自分のポーズに納得がいかない部分があれば、その場で遠慮なくはっきりと提案して構いませんし、無理に我慢して撮影を続ける必要はありません。撮影依頼における快適感というものは、こうした明確でお互いに風通しの良いコミュニケーションの上にこそ成り立つものだと考えています。
全編を通して、わざとらしくクールに気取ったり、無理矢理作ったキメポーズをとたりすることはせず、何気ない瞬間のスナップ写真がかえって強い躍動感を生み出してくれました。黒レースと赤い薔薇という要素のコンビネーションが、血の女王という作品の持つ魅力をカメラの前で余すところなく引き出してくれました。もし湛江の市街地エリアで、これに似たスタイルのコスプレ本格撮影やコスプレ会場写真を撮影したいと考えているなら、私たちのスタイルのような「直接の身体的接触はなし、完全に自分自身の表現力で引っ張っていく」アプローチは実はとても快適でおすすめです。皆さんそれぞれが自分に合った心地よい撮影のテンポを見つけられることを願っています。最後になりますが、今回粘り強く撮影に付き合って素敵な作品に仕上げてくれたカメラマンには、改めて心から感謝します。赤い薔薇が放つダークな躍動感は、二次元撮影として本当に最高で格別でした。