今回の撮影は東方Projectの魂魄妖夢で、テーマは「幽人の庭師」です。可愛らしさと凛とした鋭さを併せ持つこのキャラクターがずっと大好きだったため、入念に準備して臨みました。
衣装には厳選した和ロリドレスを選びました。メインカラーは深緑で、日差しを浴びると幽玄な光沢を放ち、スカートの裾には黒のレースフリルと淡い紅白の小花があしらわれ、非常に繊細な少女感を演出しています。白い広袖のトップスは衣装の中で最も目を引く部分で、袖口の多重フリルがふわりとなびく美しさを生み出す一方、撮影中に腕を掲げ続けるのはかなり体力を要しました。ウエストには帯が締められていて綺麗なシルエットを出せるものの、かなりきつく締めていたため食事をとるのが難しく、水だけでエネルギーを補給していました。
小道具には黒鞘の日本刀を数本用意し、柄には赤い組紐を結び、そのうちの1本には紅白の飾り花をあしらいました。魂魄妖夢は設定上卓越した剣の達人であるため、美しい抜刀ポーズを決めるべく家で30分以上鏡の前で練習しました。特に両手で刀を構えるポーズは、刃の角度を保ちつつ殺陣の迫力を最大限に引き出し、同時にスカートの広がりを崩さないように配慮する必要がありました。刀は非常に重く、長時間構えていると腕が痛んで震えてしまい、うっかり滑り落ちて足に当たりそうになったこともありました。腰に差した刀も、歩くたびに太ももに当たり、座る時は強く圧迫されて痛むほどでした。
撮影当日は厳しい猛暑で、庭園には蚊も多く大変でした。重厚な衣装と重い装備を身につけていると、まさにサウナの中にいるかのようでした。ウィッグは白髪のぱっつん前髪で、被るだけで一気にキャラクターのオーラが出ましたが、両サイドの黒い花とタッセルの髪飾りが重く、油断するとすぐに落ちてしまうため、10本以上のヘアピンで頭をきつく固定していたので締め付けの痛みもありました。しかしそのタッセル飾りのおかげで、フェイスラインがぐっと引き締まって見えました。
撮影中、カメラマンは非常にストイックで、庭師ならではの冷涼で危険な気品を表現するよう徹底して求められました。立ちポーズでは美しいラインを出すために体をわずかに斜めに向け、脚を交差させて白ストッキングと革靴をアピールしましたが、この角度は太ももの筋肉のキープがかなりシビアでした。水辺の岩に腰掛けたカットでは、両足を前へ真っ直ぐ伸ばして水面の反射を見つめ、瞳に孤独感を滲ませるよう意識しました。片足立ちの跳躍カットは特に難易度が高く、バレエダンサーのように片足で体を支えながら手元の刀を水平に保つ必要があり、何度もテイクを重ねてようやく納得の1枚が撮れました。私にとって撮影は身体の限界への挑戦のようなもので、ポーズの微調整を繰り返して理想の形を追い求めています。
写真全体の中で一番のお気に入りは、最後に撮った正面立ちで刀を構えたカットです。構図に密度があり、衣装の立体感だけでなく、白ストッキングと脚のラインがとても綺麗に収まりました。撮影自体はとても過酷でしたが、事前の衣装選びの悩みも撮影後の写真選定の苦労も、完成した作品を見た瞬間にすべて吹き飛びました。戦う少女という二次元の設定は本当に魅力的で、それを表現しきることが自分への挑戦でもあります。大好きなキャラクターのコスプレをするたびに、そのキャラを再発見する旅に出ているような感覚になり、流した汗は写真の中に、そして私の記憶の中に刻まれました。以上が今回の「幽人の庭師」の撮影レポートと記録です。