今回の『アークナイツ』シュウ コスプレの撮影で一番力を入れたのは、尻尾と周囲の水景の調和でした。尻尾は友人の一只君沐さんが制作してくれたもので、光を受けた鱗の反射の質感が完璧に再現されています。全体が水上のシチュエーションだったため、アンティーク風の烏篷船(黒い幌舟)を選びました。撮影当日はカメラマンのブリテン大魔女さんにお願いしましたが、自然な光影の切り取りが非常に巧みで、特に逆光の位置から光を当てることで画面にさらなる立体感と奥行きを生み出してくれました。
重みのあるウィッグと複雑な衣装を身につけて船の上でバランスを保つのは想像以上に難しく、スカートの裾が崩れやすかったため、事前にスナップボタンで固定して対策しました。水の中の錦鯉たちもとても協力的で、少し餌を撒くと一斉に集まってきて、その鮮やかな色彩が画面のトーンを一気に華やかにしてくれました。撮影中は体が強張ったり尻尾が滑り落ちたりしないよう座り姿勢を微調整し続け、蓮の葉の配置に合わせた構図で違和感が出ないよう常に意識しました。烏篷船が水面でかすかに揺れる中、呼吸を整えてカメラの前でブレないよう集中しました。
水辺に一日中座りっぱなしで衣装の裾も水に濡れ、同じ体勢を維持していたため脚も痺れましたが、撮って出しの光影の質感を見た瞬間、すべての苦労が報われたと感じました。今回のロケーション撮影を通して、キャラクターの持つ気品や世界観への理解がさらに深まりました。