ホタルACGエキスポDay2のロケーション撮影で撮ったコスプレ写真をシェアします。まずは衣装や小道具のディテールから。ヘッドドレスは白の鹿角風ヘアアクセサリーで、淡いゴールドの髪色とエルフ耳をあわせることで、頭部のシルエットが太陽光の下で非常に綺麗な輪郭を描いてくれます。首元のレザーと金属バックルのチョーカーは少し重みがありますが、設定再現には欠かせない部分のため、手加減なしのフル装備で臨みました。衣装メインの白・黒・青が交差するグラデーションデザインがとても気に入っており、外側の白いマントは軽やかな素材で、風が吹くとレイヤー感が際立ちます。スカートの裾にあしらわれた紫の刺繍柄も非常に繊細で、ロケーション撮影での自然光と相まって微妙なディテールを美しく反射してくれます。
撮影時間は午後の4時〜5時頃で、日差しのアングルが絶妙で強い逆光を作り出してくれました。光の玉(ゴースト・フレア)が直接レンズに入ることで、写真全体に温かみのある黄色の光暈が広がり、浮遊する光の粒子やフレアが現場のリアルな空気感をそのまま残してくれています。これはカメラマンさんの測光技術が非常に問われる部分で、顔の光を柔らかく保ちつつ、背景のハイライトを抑えて後処理のカラーグレーディングの余地を残す必要があります。
武器はズッシリと重量感のある両手大剣で、柄は青にゴールドの鍔(ツバ)、剣身は白地にダイヤ柄となっています。この剣は非常に長く、手に持つと重心が前寄りに持っていかれるため、片膝立ちのポーズでカッコ良く決め続けるのはかなりの体幹(コア)の筋力が試されました。1枚目の膝立ちカットは重心を安定させるために何度も挑戦したもので、剣の長さは確かに撮影の難易度を上げますね。
ホタルACGエキスポDay2に関して、館内は非常に混雑していましたが、このフル装備を屋外のロケーション撮影へ持ち出せたおかげで、混み合う室内ホールよりもずっとクオリティの高い写真が残せたと感じます。大自然の中の緑や光は後処理(レタッチ)で完全に再現するのが難しく、特に夕方のゴールデンタイムは格別です。また今回のDay2ではたくさんの参加者がトレーディングカードを交換していたと聞き、こうした素敵な雰囲気は明るいトーンのキャラクターのコスプレ日常の魅力をより一層引き立ててくれます。
今回の撮影に向けて、事前にかなりの準備を行いました。ウィッグは前髪を2層にカットし、青い吊り飾りとともにしっかり固定したため、強風で顔が隠れてしまうこともありませんでした。エルフ耳パーツはシリコン接着でしっかり固定し、落下の心配はなかったものの、周囲の音が聞き取りにくくなり、音の方向を掴むのが少し困難でした。撮影中はカメラマンさんの声を聞き取るため、相手の口元をずっと凝視していました(笑)。
キャラクターになりきる上で最も大切なのは、単にポーズを模倣することではなく、動作のニュアンス(神韻)を掴むことだと思います。この大剣もまっすぐ立てるだけだと硬い印象になってしまうため、撮影時はわずかに傾け、右手の支点と合わせることで力強さと柔らかな美しさのバランスを取りました。2枚目のアップ写真は撤収直前に滑り込みで撮った1枚で、夕陽がちょうど横顔に差し込み、広がるディフューズ光(漫反射)が全身をとても柔らかい雰囲気に見せ、直前までの硬派な武器とのギャップを生み出してくれました。
今回のロケーション撮影は非常にスムーズに進み、芝生の上にいたアリや蚊を耐える以外は、環境のシチュエーションも抜群でした。ファンタジー系のキャラで屋外撮影を好む理由はまさにこれで、緑の背景ベースと白青配色の衣装は親和性が非常に高いのです。最後に、衣装のメンテナンスも大切です。芝生で膝立ちポーズをとった後、帰宅するとスカートの淡い色の部分に緑の草の汁がついてしまっていたため、濡れタオルと冷水で優しく拭き取る必要がありました。ほっておくと落ちにくくなってしまいますからね。
すばらしい作品の裏には、小道具師、メイクさん、カメラマンさんの共同の努力があります。最高のロケーション光線は一期一会なので、巡り会えたら時間を惜しんでたくさん撮影しなければいけません。ロケーション撮影というプロセス自体を存分に楽しむことこそが最も大切であり、次回もまた異なる設定を携えて自然光の魅力を体感できるのを楽しみにしています。