8月6日の円形イベント会場にて撮影したカフカのイベント写真を、カメラマンさんから無事に受け取りました。今回の会場は比較的開放感があり、2階の屋外ロケーションの自然光がとても綺麗でした。この写真集では複雑な後処理フィルターをあまり使用せず、イベント会場の外場の環境を活かしてキャラクター本来の気まぐれで自由な気質を表現しました。撮影の準備として、カフカの紫がかった赤のロングウィッグは混雑したイベントの人混みの中でどうしても絡まりやすいため、出発前にセットを何度も入念に行いました。ゴーグルを目立たせるアクセントとして頭の上に直接乗せることで、気だるさとカジュアルさをプラスしています。白シャツの黒い格子柄のプリントと、襟元から垂れる赤い細い紐の結び目は今回の衣装の中で一番お気に入りのディテールで、特に屋外の光が白い生地に当たった時のすっきりとしたライン感が非常に写真映えします。黒と青を基調としたショート丈のアウターは裏地にマゼンタピンクの配色処理が施されており、レザー調の黒いパンツと合わせることで、ダークトーンと明るいトーンのバランスが絶妙に取られています。小道具についてですが、標準装備である黒と銀の2丁のモデルガンは意外にもしっかりとした重量感があり、撮影時のリアルさをグッと高めてくれました。円形の会場の階段や回廊付近を歩きながら、カメラマンさんからローアングルでのダイナミックなスナップ(銃を構えて狙う瞬間や前方に歩みを進める瞬間など)を提案され、上半身の凛としたシルエットを強調しつつ全身の構図の緊張感も両立させることができました。このカフカの衣装の肩のデザインも嬉しいポイントで、少し高めに設計された肩のラインが体全体のシルエットをしっかり支えてくれ、わざわざポーズを作り込まなくてもクールな雰囲気を醸し出すことができます。屋外での撮影は光が心地よい反面、会場内には多くの来場者がいるため、野次馬を避けてきれいな背景を見つけるには少しの根気とチームワークが必要です。太陽の光を反射する小道具の銃の輪郭や、広角レンズのパースの歪みが、むしろ独特の日常的なサイバーパンクの雰囲気を醸し出していました。イベントの撮影において、適切な死角を見つけることは非常に重要です。今回のロケーションは円形建築物の2階外観で、周囲を高層ビルやガラス張りの幕壁に囲まれており、このような背景は現代的な都市の雰囲気を引き出しやすくなります。キャラクター自体が優雅で落ち着いた気質を持っているため、撮影時は過度に可愛らしい表情を避け、自信に満ちた少し距離感のある佇まいを意識しました。瞳にはあえて薄紫色のカラコンを選び、赤いリップメイクと合わせることでキャラクターのカラーシステムに寄り添わせました。屋内のレーザーグリッドシーンの撮影を終えた2丁の銃を屋外の自然光の下に持ち出すと、全く異なる質感を見せてくれました。室内のカットも雰囲気抜群でしたが、個人的には屋外の自然光のカットの方が、白いシャツに光が反射して衣装がより立体的に、そして洗練されて見えるため気に入っています。イベントの撮影の忙しさは言うまでもなく、ウィッグ、衣装、小道具で完全武装し、人混みの中を移動しながらの撮影は、準備から終わりまで半日以上を費やします。最後に収められた、周辺減光と色収差の歪みを持たせたアオリの写真はカメラマンさんの粋な計らいであり、静止画の中に適度な躍動感をプラスしてくれました。撮影当日は皆さんの息がぴったり合って、疲労はあったものの、仕上がった写真を見て心から満足しています。