【カルテジア コスプレ】『鳴潮』プール騎士の夜間プール撮影記録 - 1 枚目
【カルテジア コスプレ】『鳴潮』プール騎士の夜間プール撮影記録 - 2 枚目
【カルテジア コスプレ】『鳴潮』プール騎士の夜間プール撮影記録 - 3 枚目
【カルテジア コスプレ】『鳴潮』プール騎士の夜間プール撮影記録 - 4 枚目
【カルテジア コスプレ】『鳴潮』プール騎士の夜間プール撮影記録 - 5 枚目
【カルテジア コスプレ】『鳴潮』プール騎士の夜間プール撮影記録 - 6 枚目

今回のカルテジアの水着アレンジ撮影企画において、核となったコンセプトは「プールの騎士」でした。定番の昼間のプールではなく深夜を選んだのは、夜のプール水こそが照明の下で底知れない深い藍色をたたえてくれるからです。ロケ地は屋外プールで、水温は想像以上に冷たく、入水時はかなり気合を入れる必要がありました。

ヘアメイクと衣装についてですが、淡いグレーブルーのセットアップ水着はタイダイ染めのような風合いがあり、夜の照明を浴びると金属とシルクの中間のような独特の光沢を放ちます。額や耳、首元に細かなアクセサリーが多いため、水に入ってもメイクが崩れず装飾が外れないよう、陸上で入念な防水固定を施しました。水中では髪の浮力が強いため、水上・水中の双方で自然なしぐさを保てるよう重心の位置を常に調整し続けました。透明な浮き輪はキーアイテムでしたが、水中で滑りやすく、その上で優美な体勢を維持するのは体幹への負担が相当なものでした。

特筆すべきは、現場に持ち込んだ大剣のプロップです。かなりの刀長があり、刀身の翼装飾も相まって相応の重量がありました。陸上で片手で掲げてポーズを取るのは造作もないことですが、水流の抵抗と浮力を受けながら水中で片手持ちしてバランスを保つのは、難易度が倍増しました。「水飛沫を刃とする」躍動感を切り取るため、歩行や身のこなしで何度も飛沫を巻き上げ、カメラマンさんは水滴からレンズを守りながらプールサイドで決定的瞬間を狙いました。勢いよく水が顔にかかって目が開けられないこともありましたが、最高の絵のために全員で全力を注ぎました。

深夜のライティングも技術が問われる部分で、プールサイドからの光を水面に綺麗に乱反射させる必要がありました。理想のあおり構図を狙うため、身体の半分を水に沈めて腰の力だけで姿勢を維持することもしばしばでした。「水底への沈潜」をテーマにしたカットでは、深く息を吸って全身で水に潜り、息を止めてシャッターを待ちました。水中で広がる髪の毛のニュアンスはコントロールが非常に難しく、わずかに動くだけで束感が崩れてしまう繊細な作業でした。

この作品に込めた感情は多層的です。カルテジアは設定上、孤独な存在であり、水流の暴走を恐れた世人から距離を置かれ、自ら束縛を選びました。そのため撮影中は、目の前の爽快で開放的なプールとの対比を際立たせるべく、瞳に静かな疎外感を漂わせるよう意識しました。単にポーズをつけるのではなく、「誤解されながらもなお守り抜く」という彼女の胸中に思いを馳せて挑みました。

準備段階から夜の撮影完了まで、長い時間をかけて形にしました。数時間冷水に浸かりっぱなしで鳥肌が立ち、大がかりな小道具の扱いに苦戦したものの、波紋が織りなす光と影、そしてキャラクターの物語性が写真に結実したのを見て、すべての苦労が報われたと感じています。プールの水底に沈みゆく、夜だけの騎士の物語をこの写真に込めてお届けします。