今回は@蒲牢411さんと一緒にウォーターパークへ出かけ、このレム コスプレ撮影を行いました。猛暑の夏に水辺をテーマにしたロケーション撮影に挑むのは、実に刺激的で楽しい体験でした。スタイリングの策定からロケハンに至るまで長い準備期間を要しましたが、完成した写真を手にした瞬間、すべての苦労が報われたと感じました。
スタイリングには青と白のセーラー服要素を取り入れたデザインを採用し、全体的に非常に清涼感のある色調に仕上げました。ライトブルーのショートヘアにサイドのピンクの結び紐とクロスヘアピンを合わせ、『Re:ゼロから始める異世界生活』の象徴的な特徴を忠実に再現。衣装の細部にもこだわりが詰まっており、トップスはシアー感のある半袖のクロップド丈(へそ出し)仕様。襟元には青白のセーラーカラー、胸元には鮮やかな黄色のスカーフをあしらい、太陽光の下で色鮮やかに映えます。白いプリーツスカートとオーバーニーソックスの組み合わせが豊かなレイヤー感を生み出し、青いストライプのアクセントが薄水色のプール背景に美しく際立ちます。撮影時は白とピンクの浮き輪をプロップとして使用し、画面にポップな彩りを添えつつ、動きのあるポージングで表現に変化を与えました。
撮影当日は快晴で光量が非常に多く、ウォーターパークのような屋外ロケーションでは強烈な反射光が発生します。白ソックスやスカートの裾のテクスチャを鮮明に捉えるため、カメラマンさんはレフ板の位置を細かく調整してくれました。膝ほどの深さの浅瀬を歩くのは思いのほか抵抗があり、片足立ちや膝立ちの姿勢をとる際はバランス感覚が不可欠で、濡れたスカートの描く美しいドレープにも気を配りました。また、水しぶきや直射日光によるメイク崩れやウィッグの乱れを防ぐため、カットの合間に絶えず整髪と補修を行いましたが、ウィッグのしなやかさと美しい光沢感を終始キープすることができました。
ウォーターパークのカラフルなスライダーのパイプや石柱をバックにボカすことで、非常に奥行きのある背景が完成しました。作品全体の色調をブルーとホワイトに統一し、このロケーションを選んだことで、自然なカラーコントラストが被写体と空間を見事に融合させています。白ソックスを履いたまま水に入ると、エリア移動のたびにソックスや衣装の下半身がずぶ濡れになりますが、ボディラインと脚長効果の黄金比を維持するため、途中で着替えることなくこの組み合わせを貫きました。水を含んだトップスの生地が程よい透け感を帯び、夏の水遊びテーマに相応しい自然体でアンニュイな水着コスプレの雰囲気を醸し出してくれました。
撮影中はずっと身体を動かしており、光の角度も絶えず変化するため、瞬間を捉える高度なカメラワークが求められる二次元撮影となりました。蒲牢さんは水辺のポートレートにおける光影のコントロールに長けており、明暗差の激しい環境下でもハイライトを飛ばさず、水面の細やかな波紋や肌の透明感を美しく残してくれました。雲間から光が射し込む瞬間や水面の乱反射が落ち着くタイミングを見極めてシャッターを切る作業の繰り返しでした。今作は原書の空気感を重視し、ブルー&ホワイトの爽やかな色調をベースに軽微なトーンアップのみで仕上げ、過度な加工は控えています。撮影終了時は全身濡れ鼠状態でしたが、プレビューモニターに映し出された清涼感あふれる夏の一コマを目にして、一日の疲労も吹き飛びました。この爽やかな夏の雰囲気が皆様に届くことを願っています。