今回のスズラン コスプレの準備期間はそれほど長くありませんでしたが、仕上がりにはとても満足しています。スズランならではの柔らかな金髪とエメラルドグリーンの瞳を再現するため、今朝6時からメイクとウィッグのセットに取り掛かりました。ウィッグのカットにはじっくり時間をかけ、カラコンには透明感あふれるグリーンを厳選しました。衣装面ではピンクと赤の重なりが美しく、インナーには適度なハリを持たせ、和風少女の雰囲気を出すためにゆったりとした幅広の袖に仕立てられています。一番苦労したのは背中の巨大な狐の尻尾で、ずっしりと重く、固定するのにかなりの力と工夫が必要でした。
イベント会場は大混雑していたため、和風建築の建物の前を撮影場所に選びました。衣装の生地はシワになりやすく、撮影の合間にこまめに整える必要がありました。撮影中、4枚目の手すりに身を乗り出して寄りかかるポーズは重心が取りにくく、木製の手すりを支えながら表情をキープするのが大変でした。2枚目の後ろに手を突くポーズもバランス感覚が試され、背後の太い木材に腕でしっかり体重を預けつつ、カメラへ自然な視線を向けるよう意識しました。
ベストな写真を撮るため、カメラマンさんが常にアングルを微調整してくださり、最終的に背景の赤い柱や木製の建具・格子戸の質感を活かしたこの一連のイベント写真を選びました。全体の色彩に深みと上質な質感が宿っています。現場では『アークナイツ』のスズランを愛するドクター(プレイヤー)の皆さんとたくさん出会え、一緒に記念撮影をしたり交流したりと最高の雰囲気を楽しめ、早起きして準備した甲斐があったと心から思いました。その後にみんなでブースを回った際、大きな尻尾を引きずっての移動や方向転換に少し苦労しましたが、周囲の方々が温かくサポートしてくれました。
帰宅して重たいウィッグやメイク、尻尾を外した瞬間は全身が軽くなりました。コスプレイヤーとして毎回の撮影には入念な準備と苦労が伴いますが、大好きなキャラクターを具現化し、理想のロケーションで作品を残せることは何物にも代えがたい達成感があります。今回の衣装やメイクの改善点もしっかり振り返ったので、またこの獣耳コスプレに挑戦する機会があれば、尻尾をもっと軽量化して動きやすく工夫したいと思います。