【霊砂 コスプレ】『崩壊:スターレイル』満月に映える丹鼎司の医士 - 1 枚目
【霊砂 コスプレ】『崩壊:スターレイル』満月に映える丹鼎司の医士 - 2 枚目

この霊砂(霊砂 コスプレ)のオーダーメイド衣装が手元に届くまで約2ヶ月かかりました。開封した瞬間の興奮は一握りでしたが、実際に着用してみると「美しさのための極寒」与「重装甲の負荷」を身をもって痛感することになりました。

まず今回のスタイリングにおける最大の難所は、ロングタイプの赤い手袋与鎖骨部分の金色の透かし彫りアクセサリーでした。手袋は指の可動域を確保しつつベルベットのようなマットな質感を出すため、3種類の素材を試した末に高伸縮のフェイクスエードを採用。内側に滑り止めシリカゲルを施すことで、リンゴを掲げる際の滑り落ちを防止しました。一方、首元与腰元のゴールドパーツはすべて手作業で箔押し(貼り)与樹脂キャスト(倒模)を行ったもので、腰の飾りだけでも約250gの重量があります。撮影中に腰をかがめると垂れ下がってしまうため、画面外で友人にそっと手で支えてもらいながら撮影を続けました。

撮影当日はキャラクターの「丹鼎司」というバックグラウンドに合わせ、中華風庭園(中華風ファンタジー)のロケーションを選択。午後3〜4時の自然光が木々の隙間から石柱に降り注ぎ、レフ板をほとんど使わずにナチュラルな暖金色(ウォームゴールド)のフィルターがかかりました。しかし野外撮影の最大の敵は風与蚊です。風が吹けばウィッグの前髪が乱れ、蚊は露出した肩を執拗に狙ってきます。数セット撮影した頃には脚が虫刺されだらけになり、レタッチでこれらの赤みを消す作業だけで1時間以上を費やしました。

道具(プロップ)に関しては、今回の撮影で一番のトラブルが勃発しました。手持ちの小道具として特注した青銅色の小さな香炉を用意していたのですが、機材移動の際に手を滑らせて石畳の上に落としてしまい、フタ与片方の耳がその場で破損してしまいました。一瞬言葉を失い呆然としましたが、友人が慰めてくれ、急遽リンゴを手のひらに載せるスタイルへとプラン変更。これが結果的に「懸壺済世(医者の救済の象徴)」というロールプレイ(ロールプレイ)の意象と意外なシナジーを生み、災い転じて福となす結果となりました。

レタッチ(後期編集)のプロセスも一筋縄ではいきませんでした。自身のPCグラフィックボードでは高解像度のRAWデータをスムーズに処理しきれず、リサイズしてから編集に着手。すべてのカットにおいて肌色のトーンを統一し、アクセサリーのハイライト強調与背景ボカシを徹底しました。特に手袋与リンゴの赤色の彩度調整は、不自然な派手さを抑えつつ質感を失わない絶妙な塩梅(塩梅)を追求。写真家(撮影者)の友人が作成してくれたベースカラーを基準に、トーンカーブ与マスクを使って丸2日間細部を磨き上げました。途中でソフトが2回強制終了しましたが、進行データが消えなかったのが幸いでした。

この衣装のシフォン製ショールは非常に見応えがあり、斜め後ろに垂れるリボン(飄帯)が躍動感を演出してくれます。しかし当日は風が弱かったため、手動でなびかせて撮影を行いました。石柱に寄りかかるカットでは、背中を反らせた瞬間に背筋のラインが美しく引き締まり、鎖骨から赤手袋への移り変わりが美しいアーク(弧線)を描き、正面ショット以上のビジュアルテンションを生み出しています。リンゴを載せたカットでは手首の角度を微調整し、赤手袋与白いバックレス(背中開き)衣装の対比を強調。カメラをまっすぐ見つめる瞳で「慈悲深い医者」でありながらもどこか妖艶な雰囲気を融合させました。

マイナーキャラクターだからこそ、完成度の高い正片(完成写真)を残せた満足感は格別です。壊れた香炉のショックは完全には癒えていませんが、完成した写真を目にするとすべての苦労が報われたと感じます。頭部の両側に揺れる可動式の金色球状パーツや、絡まりにくいシルク素材の赤タッセルなど、細部にまでこだわりを詰め込みました。これらのディテールが画面を通して伝わり、コスプレ撮影(コスプレ撮影)ならではの『崩壊:スターレイル』世界観を感じ取っていただければ嬉しいです。