エンドレスエイトが始まり、SOS団いざ出発!ずっと撮りたかった涼宮ハルヒSOS団の全員集合合わせを、ついに実現させることができました。撮影を円滑に進めるため、衣装やウィッグ、小道具は2ヶ月前から入念に準備を整えて挑みました。今回私が担当したのは涼宮ハルヒ。トレードマークの黄色いリボンカチューシャと北高のセーラー服はまさにこのスタイリングの魂です。セーラー服の襟元や袖口のディテールは細部までこだわり、赤い胸元のリボンと腕の団長腕章は特注で制作し、非常に上質な仕上がりになりました。
ロケーションには白ホリスタジオと教室のセットを選びました。アニメの世界観を再現するため、黒板や学校の机・椅子、大型の三角定規や分度器などの教具もわざわざ用意しました。これらの小道具を搬入してセッティングするだけでも30分以上かかりました。白ホリでは主に個人のアップ写真や5人のバストアップ集合カットを撮影しました。白い背景は空間の目印がないため、立ち位置やパースのバランスが極めてシビアでしたが、フォーメーションを何度も組み替えて最も調和のとれた構図を見つけ出しました。
教室のセットへ移動すると、一気に教室の写真らしい世界観の空気感が引き立ちました。黒板に木目調の机が並び、アニメの学校へタイムスリップしたような感覚に包まれました。私はセンターとして机の上に腰掛け、黒のオーバーニーソックスを合わせました。実はオーバーニーソックスは撮影中にどうしてもずり落ちやすく、合間にこっそり引き直すこともしばしばでした。団長らしい圧倒的なオーラを出すため、カメラマンさんの指示で自然に足を組み、机に手をついて身体を軽く前傾させました。この姿勢はキープするのがかなり大変でしたが、仕上がった写真のボディラインは抜群に美しく決まりました。他のメンバーたちも息がぴったりで、男子陣がブレザー制服にネクタイを締め、横に並ぶ姿はとても頼もしく絵になっていました。
手書きの「団員募集中」の段ボールをみんなで掲げるカットなど、楽しい掛け合いのシーンもたくさん撮影しました。カメラに向かって思い思いの中二病全開なポーズを決め、撮影中も笑いが絶えませんでした。ショッピングモールでのロケ写真は最後に撮影したもので、青い照明の階段とガラスの手すりのアングルを捉えるため、ドリンク片手に何度も往復しながら、あの自然体なスナップを切り取りました。
朝から晩までほぼノンストップの過酷な撮影でした。コスプレイヤーにとって、衣装やウィッグ、メイク道具、小道具を詰め込んだ重いキャリーケースを引いての遠征は日常茶飯事ですが、同じ情熱を持った仲間たちが一つの目標のために集まり、衣装を直し合ったりメイクを助け合ったりする時間は何物にも代えがたい充実感があります。今回の作品はスタジオ、教室、屋外ロケと多岐にわたり、SOS団5人の様々な表情を捉えています。この二次元撮影の作品を通して、あの純粋な二次元のワクワク感を皆様にお届けできたら嬉しいです。