メルボルン・アニメガ2日間の限界コスプレ試着、大失敗を恐れたウィッグ修復記録 - 1 枚目
メルボルン・アニメガ2日間の限界コスプレ試着、大失敗を恐れたウィッグ修復記録 - 2 枚目
メルボルン・アニメガ2日間の限界コスプレ試着、大失敗を恐れたウィッグ修復記録 - 3 枚目
メルボルン・アニメガ2日間の限界コスプレ試着、大失敗を恐れたウィッグ修復記録 - 4 枚目

このウィッグのセットを終えた時にはすでに深夜2時を回っていましたが、姿見の前での最終チェックでようやく自分の中の合格点を出せました。毛質が柔らかすぎて長さの調整も難しく、失敗したらどうしようと髪のセットにずっと頭を悩ませていました。今回のメルボルン・アニメガに向けて、私は2パターンのスタイリングを用意しました。1つはピンクのロングヘアに赤黒の傘を合わせたスタイル、もう1つは黒髪ロングストレートに茨の王冠を合わせたスタイルです。

普段から手先が器用な方ではないため、今回のウィッグ修復とカットには本当に全力を注ぎました。まずは前髪の毛束を1本ずつ丁寧にブロッキングし、すきバサミで毛先を整え、ワックスとハードスプレーでキープしました。トップとサイドのふんわり感を調整するだけでも2時間近くかかり、自己嫌悪とやり直しのループの連続でした。それでも努力が実を結び、王冠を載せた瞬間に思い描いていた世界観の空気がグッと立ち上がりました。

実際のところ、今回のコスプレ試着は本番の衣装をまだ着ておらず、普段着のパーカーとパンツのまま行いました。鏡の前で傘の持ち方やポージングの細かなニュアンスを何度も確認しました。例えばピンク髪と傘の組み合わせでは骨組みが顔を隠さないように注意し、黒髪と王冠の組み合わせでは髪がボサボサに広がらないよう気を配りました。根っからの内向型(I人)なので内心は緊張していますが、2日間のイベントのために勇気を振り絞って準備を進めました。会場でこのスタイルを気に入ってくれる方と出会い、ウィッグのお手入れやメイクについて少しでもお話しできたら嬉しいです。

ここまで本格的なレイヤー分けウィッグのセットを自分で行うのは初めてで、「頭では分かっていても手が追いつかない」感覚を身をもって痛感しました。特に王冠の固定が難しく、小さな編み込みを作ってアメピンで噛ませる方法に辿り着くまでかなり苦戦しました。赤黒の傘も届いたばかりで、広げると面積が大きく上半身が隠れがちになるため、ポーズ全体を綺麗に見せつつ傘のシルエットを活かす構え方を練習しました。アニメイベントの日常は混雑で動きが制限されやすいため、頭の中で入念にシミュレーションを重ねました。

2つのウィッグとテイストの異なる小道具を会場へ持参するのは骨が折れますが、このありのままの準備風景を記録に残しておきたいと思いました。本格的なメイクや衣装を身に着けていない試着段階の写真ではありますが、自分の手でウィッグを仕上げ、小道具を揃えていく過程には何物にも代えがたい充実感があります。メルボルンの天気がどうなるか気になるところですが、衣装の質感が映え、ウィッグがテカりすぎないような優しい光に恵まれることを祈っています。

今回のコスプレ表現では、清冷でミステリアスな気品を再現することを大切にしています。特に黒髪ロングストレートに王冠を合わせるスタイルでは、毛先を落ち着かせるためにツヤ出しスプレーをプラスする予定です。ピンク髪のスタイルはチークやアイメイクをより華やかに仕上げ、傘と合わせてほんのりゴシック調の雰囲気に寄せるつもりです。準備段階は大変で何度も挫折しそうになりましたが、鏡に映る納得の仕上がりを見て、すべての努力が報われたと感じました。

会場でお見かけの際は温かく見守っていただけると幸いです。内向的な性格のため自分から積極的にお声がけするのは苦手ですが、衣装を見てくださる方がいれば心の中で飛び跳ねるほど喜びます。いよいよ本番当日、髪飾りと小道具をまとめて出発の準備をします。今回の入念な準備が皆さんに喜んでいただけて、私のメルボルン・アニメガの旅が素晴らしい思い出になることを願っています。