生徒と皇太子と一緒にお食事へ出かけ、ひたすら食べて食べて……今ようやく落ち着いて投稿を書く時間ができました。今日の午後はとてもタイトなスケジュールで、急いでメイクとヘアセットを済ませてから、万敵(Mydei)と白厄(Phainon)という2人の頼もしい仲間とのオフ会&食事へ合流しました。そして今回のアナイクスの衣装ですが、食事の場に持ち込んだことで思いがけず日常のリアルな生活感を引き出すことができました。
まずは今日のスタイリングについて。アナイクスを象徴する眼帯スタイルは着こなしの難易度が高く、片目を覆う造形に合わせるため、もう一方の目は深みと清潔感のあるアイメイクを施し、眼帯のフチ周辺を丁寧にぼかして装着時の不自然な断絶感を防ぎました。ウィッグはシルバーグレーの毛先に青緑色のグラデーションが施され、立体感は抜群でした。ただ前髪が長めだったため、食事の際にソースが付かないか常に気を配りながらフォークで控えめに口へ運ぶことになり、いささか優雅さを欠く一面もありました。
食事のロケーションにはカラフルな格子ガラス窓が印象的な東南アジア料理店を選びました。光の回りがとても良く、暖色系の照明が顔に当たり、ステンドグラスの反射と合わさって絶妙なアンニュイ感を演出してくれました。2人と並んで自撮りをした際にも(画像2参照)、私たち3人のキャラクター性の違いが一目で分かります。皇太子と白厄兄さんの衣装はいかにも「戦闘態勢」といった甲冑や金属パーツが力強く、私の黒い大衣とフリル白シャツの組み合わせは少々文雅で知的に映りました。白いシャツのフリルは美しい反面、シワを伸ばすのに苦労したため、料理を待つ間にお互いの肩まわりのシルエットを整え合いました。
料理について言えば、本当に豪華なテーブルでした。注文した青パパイヤのサラダは、甘酸っぱくピリ辛な風味がメイクの重さを一気に吹き飛ばしてくれました。タイ風の豚トロ炭火焼きは特製スイートチリソースにつけていただくと肉質が非常に柔らかく、黄金色に揚がったサクサクのえびせんも相まって、テーブルを囲んだ全員がアイドル感を完全に脱ぎ捨てて夢中になりました。コスプレ中はキャラクターのイメージを守る必要がありますが、根っからのグルメ好きにとって美味しい料理は見逃せません。撮影を終えた後は遠慮なく食事を満喫しました(画像4の豪華な食卓をご覧ください)。氷を浮かべたアイスティーを飲むと、ウィッグを長時間着用していた蒸し暑さが瞬時に癒やされました。
実は今日一番気に入っているのは、画像3のテーブルサイドでのスナップ写真です。黒いコートの前を開けて内側のプリーツ白シャツを覗かせ、アシンメトリーな金属チェーンがウエストラインを綺麗に引き締めています。リラックスして腰掛けた際、黒タイツ コーデとパンツの影が重なり合い、室内のライティングの下で気ままで少しクールな大人の色気を醸し出してくれました。アナイクスというキャラクターは本来どこか底知れない神秘性を秘めており、この脱力感のある座り姿こそが、形式的な立ちポーズよりもはるかに生き生きとした表情を引き出してくれました。
コスプレと日常生活を融合させるアプローチは、私にとって常に最も心地よい表現スタイルです。スタジオやアニメイベントに限定せず、レストランの外観や内装といったリアルな日常のワンシーンにキャラクターを溶け込ませることで、衣装の新たな美しさと魅力を発見することができました。アイスティーで締めくくった今回の撮影会は、日差しも穏やかでウィッグのトラブルもなく、『崩壊:スターレイル』のアナイクスコスプレとして最高にスムーズで充実した一日となりました。