【ネロ コスプレ】汝の戦いに、万雷の喝采を捧げん - 1 枚目
【ネロ コスプレ】汝の戦いに、万雷の喝采を捧げん - 2 枚目

早速本題に入りましょう。今回のネロの衣装は、再現度の面でかなりのこだわりを詰め込みました。少し前に開催された上海元梦サイン会や関連イベントの現地で、このチャンスを活かして一連の写真を収めてきました。

実のところ、皆さんがよく目にするあの赤白配色の王道スタイルは、形にするのが想像以上にハードです。深いVネックのカッティングは気品ある立ち姿を要求されますし、赤のセパレート仕様の広袖やゴールドの肩当てなど、どれも一から細部を詰めなければなりませんでした。特にルビーの埋め込み位置やサイズ感は、理想のパーツに出会うまでいくつも探しま回ってようやく決定したものです。

ヘアスタイルに関しては、淡いブロンドのウィッグをチョイスしました。頭頂部のトレードマークであるアホ毛はまさに魂(ソウル)ですが、これを綺麗に立たせるためにヘアピンやハードスプレーを大量に消費しました。撮影当日は少し蒸し暑い日でしたが、スタジオ内は冷房をガンガンに効かせ、大光量の照明とも相まって、現場はまさに汗を流しながらの戦いでした。それでも最終的な仕上がりが期待通りになってホッとしています。ブルーグリーンのカラコンを採用した理由は、白・赤・金で構成された全体の色彩に寒色系のアクセントを添え、眼差しにより強い意志(穿透力)を持たせるためです。

撮影時、カメラマン先生が組んでくれたセットは非常に宮廷風コスプレの庭園らしさ(宮廷花園)を感じさせるものでした。背景にはブルーのアジサイや白い花々が周囲を彩り、ヨーロッパ風の華麗なクリスタルシャンデリアも加わって、非常にロマンチックで幻想的な空気を醸し出してくれました。このシチュエーションでは、あえて大げさなポージングをする必要はなく、手を軽く添える佇まいや、かすかに腕を挙げるモーションだけで、キャラクターの気品が十分に伝わります。静寂な神態の中にこそ、エモーショナルな情緒が宿るのだと思います。私自身、抜け感(松弛感)のある表現が好きなので、このような絢爛豪華なドレス姿であっても、できる限り心を落ち着かせた静かな状態に入り込むよう意識しました。

上海元梦サイン会については、現地に足を運んでたくさんの仲間やこのキャラクターを愛する方々と交流できて本当に楽しかったです。現場でのあの熱いやり取りや通じ合う空気こそが、コスプレ(cosplay正片)を続ける最大の原動力ですね。前後のスケジュールが非常に詰まっていたため、この写真集もかなり突貫で仕上げることになりました。衣装の固定において一部甘い部分があり、例えばアームカバーは非常に精密に固定しないと歩いているうちにズレ落ちてしまうハプニングもありましたが、これもキャラクターがくれた愛すべき挑戦(挑戦的なギミック)ですね。

メイクに関しては、非常にクリーンで透明感のあるベースメイクを施し、眉間や鼻筋(鼻梁)にハイライトを入れて輪郭を際立たせることで、スタジオの大平光(フラットなライティング)の条件下でもお顔の立体感を綺麗にキープできるようにしました。撮影中はカメラマン先生と「優しさの中に芯の通った強さ(堅定)がありつつも、キツくなりすぎない(太硬朗)ニュアンスを表現したい」と擦り合わせていたため、終始肩の力を抜き、瞳の演技で感情を伝えるように努めました。後期のレタッチでは過度な変形処理(液化)は行わず、リアルな肌の質感や光の屈折をあえて残すことで、よりナチュラルな仕上がりにしています。作品全体のトーンを清透で明るいハイキースタイルに定めたことで、キャラクターが持つ気風が良く、かつ典雅な空気感を見事に表現できました。