【千咲 コスプレ】『鳴潮』の墜夢奇境で一日猫耳メイドになってみた - 1 枚目
【千咲 コスプレ】『鳴潮』の墜夢奇境で一日猫耳メイドになってみた - 2 枚目
【千咲 コスプレ】『鳴潮』の墜夢奇境で一日猫耳メイドになってみた - 3 枚目

今回、千咲のこの猫耳メイド服に袖を通してみて、真っ先に感じたのはディテールが本当に豊富だということです。小さなゴールドのボタンがあしらわれた黒いコルセット風トップスに、白いレースのエプロン、そして赤と黒のコントラストが美しいマルチレイヤーのスカートの裾。綺麗に着込むだけで30分近くかかりました。ヘッドドレス部分の大きな黒い猫耳と赤いリボンが主役で、小さな鈴の飾りが付いており、歩くたびに微かに音が響きます。ストレートのロングウィッグと相まって、スタイリング全体がレンズの中で素晴らしい立体感(レイヤー感)を発揮してくれました。

撮影場所には「潮玩星球」のポップアップストアを選びました。背景の壁には専用のイラストやトランプの要素があしらわれ、床面の白黒のチェス盤格子が画面全体に童話のようなファンタジー感をプラスしてくれます。私はあえてあの黒と赤の丸い球体マスコットのぬいぐるみを持参しました。トレイの小道具は軽いものの、自然なポーズで持ち続けるには重心の微調整が必要です。写真2のスナップを撮影した際、私は両手を耳の横に掲げていますが、実は少し緩んできた髪飾りを直しているところでした。そしたらカメラマンさんが「その仕草がかえってチャーミングに見える!」と言ってくれたので、そのまま採用となりました。 (潮玩星球コラボ)

この衣装の着心地についてですが、スカートの裾はふんわりとボリュームがあるものの硬すぎず、白ニーソとバックルシューズの組み合わせも長時間履いていても疲れませんでした。ただ、猫耳のヘッドドレスは固定がやや強めなので、長く着けているとおでこが少し締め付けられる感じがします。千咲の持つ雰囲気を再現するため、メイクでは赤瞳と頬のほんのり上気したニュアンスを強調し、チークをやや濃いめに仕込むことで、会場の明るい照明の下でも顔立ちが色白になりすぎないように配慮しました。

現場ではたくさんの同志の皆さんに出会いました。アニメグッズを手にして一緒に記念撮影をしてくれる方もいれば、お揃いの黒猫のぬいぐるみを持ってきて私と絡んでくれる方もいました。コラボエリア内のアクリルスタンドや丸い吊り下げタグはどれも非常に精巧で、引きの構図を撮影する際にアクスタを画面に写し込むことで(写真1や写真3のように)、全体的により深い没入感が生まれます。でも、私自身が一番お気に入りなのは写真2です。構図が最もすっきりしており、衣装の赤いリボンと黒いコルセットの組み合わせがとてもスタイル良く見え、トレイを持つ必要もないので手元の動きが自由自在だからです。

今回のコスプレで最大の挑戦となったのは、実は表情管理でした。千咲の設定はどこか気だるげでお茶目な空気感を纏っているため、破顔一笑しすぎてはいけないものの、視線の瑞々しさはキープしなければなりません。私は鏡に向かって、首をほんの少し傾ける角度のニュアンスを長く練習しました。撮影中も、カメラマンさんが「顎を少し引いて、首のラインをすっと伸ばして」と常に声をかけてくれたおかげで、出来上がった写真がなで肩や丸まった印象に見えずに済みました。

総じて、今回のコラボイベントのセット設営は非常にこだわりが詰まっており、ライティングのポジションも素晴らしかったため、大がかりな後期のレタッチを施さなくても抜群に映える写真に仕上がりました。もしまたこの衣装を着る機会があれば、今度は屋外の自然光で試してみたいです。きっとまた一味違う質感を表現できるはずです。写真を整理していると、一枚一枚にそれぞれ異なる情緒が宿っていることに気づきました。この衣装に込めたこだわりが皆さんに伝われば嬉しいです。