今回のロサンゼルスAXでの体験を経て、『原神』のチャスカのスタイリングを現場に持ち込むことに決めました。アメリカに来て約6年になりますが、ロサンゼルスAXに参加するのは今回が初めてで、会場全体の熱気に本当に圧倒されました。朝7時に起きてメイクをし、エルフ耳を装着。赤・黒・ゴールドのへそ出し衣装に左右非対称のメカニカルなアームガードという組み合わせは、着脱に想像以上の時間がかかりました。特に腰元の金属飾りや青いひし形のペンダントは、互いに絡まないよう一つひとつ角度を調整する必要がありました。ウィッグは事前にセットしておいたダークレッドのロングウェーブで、撮影前にスプレーでサイドの髪をしっかり固定しました。
会場に入って最初に感じたのは「人が多くて本当に賑やか」ということでした。名作アニメから最新のスマホゲームまで、こだわり抜いたコスプレを楽しんでいる方々で溢れていました。この衣装で歩いていると、通行人から頻繁に声をかけられて写真を求められました。皆さんとてもフレンドリーで、自ら屈んで良い角度を探してくれたり、ポーズのアドバイスをしてくれたりしました。今回、イベント写真を撮影・レタッチしてくださった@高压电 先生には心から感謝しています。先生のライティングは本当にプロフェッショナルで、冷たさを感じさせるブルーの背景光と私自身のレッドの要素が融合し、肌の質感や金属パーツの反光が見事に表現されています。1枚目の唇に指をそっと当てるスナップ写真は、実は友人を待っている間に何気なくとったポーズだったのですが、カメラがその瞬間を見逃さず捉えてくれ、表情も動作もとても自然に仕上がりました。2枚目は比較的開けたエリアで撮影したもので、背景をぼかすことで遠くのブースや混雑する人々が映り込み、イベントならではの活気が一層引き立っています。
着心地について言えば、ロサンゼルスAXの会場は非常に広いものの、休憩エリアがかなり限られており、一日中歩き回って足がパンパンになりました。ですが、多くのハイクオリティな作品や情熱的な同好の士に出会えて、行った甲斐があったと感じています。衣装の素材に関しては、上半身にフェイクレザー生地を使用しており通気性は悪くありませんが、ロサンゼルスの室内はエアコンがかなり効いているため、露出している腰回りは正直少し寒かったです(上着を持参していたので撮影時以外は羽織っていました)。手袋部分の黒いハードアーマーはEVA素材で作られており、頑丈ですが汗をかくと少し滑りやすくなるため、ポーズをとるたびに角度を細かく調整しました。
次は別のHoYoverse(米哈游)キャラクターに挑戦する予定です。イスタロトのPVを何度も観て、あの神聖さの中に優しさを秘めた姿に惹かれ、ぜひ挑戦したいと思っています。ただ、中国国内の予約販売からアメリカへの発送には数ヶ月かかるため、まずは道具の材料を少しずつ集めて準備を進めるつもりです。今回のイベントでは、『原神』の他キャラをコスプレしている方々にもたくさん出会い、衣装制作のノウハウを交換できました。3Dプリンターでの小道具作りや熱収縮シートの活用など、役立つ情報をたくさん収穫できました。
総じて、ロサンゼルスAXは非常に価値のある素晴らしいイベント体験でした。疲れましたが、このような熱気あふれる空間に身を置き、大好きなキャラクターを現実に呼び起こせること自体が大きな喜びです。後日撮影のメイキングやオフショットも整理してアップする予定です。今回のチャスカ コスプレの衣装はまだ改善の余地があるものの、今回の写真の仕上がりにはとても満足しています。
衣装の収納に関しては、取り外したアクセサリーだけで小さな収納ボックス2つ分になりました。帰宅後に金属パーツの酸化を防ぐため専用のクロスで丁寧に磨くなど、お手入れを進める予定です。今回のイベント写真を通じて、良い撮影には衣装だけでなく、カメラマンさんの雰囲気作りやシャッターチャンスの見極めが不可欠だと痛感しました。高压电先生は自然なインタラクションを捉えるのが本当に上手です。次回はイスタロトの完成版を携えてまた参加できたら嬉しいです。