初めて成人男性キャラクターであるホムラに挑戦しましたが、準備プロセスから撮影体験に至るまで、普段の活動とのギャップは非常に大きなものでした。
普段は主にロリ系や美少女キャラクターを中心に撮影しており、そうしたスタイルは柔らかい曲線美や繊細なメイクに頼ることが多いです。しかし今回の成人男性キャラは、女性特有の骨格の柔らかさがあるため、男性らしいシャープなラインを作り出すにはより多くの工夫が必要でした。白シャツと黒のパンツに身を包んだとき、肩幅をどう広げようとしてもどうしても力強さが足りず、全体のシルエットが予想通りどこか「女性らしさ」を残してしまい、最初はかなり悩まされました。
ですが、コーディネートの方向性を決めた後、視線の表現と顔の上半分の造形に焦点を絞ることにしました。今回はあえて黒のマスクを着用して口元を隠すことで、視線を完全に目元へと集中させました。ウィッグは紫色を選び、純白のシャツと合わせることで鮮やかな視覚的コントラストを演出しました。メイクの効果を確かめるため、フィルターは一切使わず、全編スマホのカメラで撮影しました。ノーマルカメラ無加工のメリットは画質のリアルさにあり、実際の光と影、そして骨格をそのまま映し出してくれます。アングル選びはシビアですが、自分でも「顔の上半分だけなら無敵」と言えるほどの仕上がりになりました。
撮影中は、少し首をかしげてカメラを見つめたり、手にしたネックレスやピアスを弄ったりと、キャラクターの設定に寄り添ったポーズや表情も試してみました。レトロな木目調のインテリアと温かみのある照明に満ちた室内、そして大きな白い花が描かれた壁やオレンジの背景が、感情表現と世界観作りに大いに役立ちました。普段SNSではロリ美少女系のコスプレシェアばかりしているため、今回の男性キャラへの挑戦は少し緊張と不安もありました。
しかし当日、天府紅の会場では、何人ものファンがわざわざ天府紅コスプレ写真集めのために声をかけてツーショットを撮ってくださり、その瞬間に心の中の不安は皆さんの熱気ですっかり吹き飛びました。このギャップのある姿を受け入れてもらえたことで、コンフォートゾーンを飛び出して新しい領域に挑戦することへの期待が一層高まりました。ノーマルカメラ無加工の写真は複雑なレタッチを経ていない分、その場の最もありのままの姿を映し出してくれます。時には「女性っぽさが抜けない」と自虐することもありますが、まさにこうしたリアルな挑戦感こそが、今回のホムラ コスプレの経験をかけがえのないものにしてくれました。