【早柚コスプレ】『原神』のサボり魔くノ一、のんびりした日常 - 1 枚目
【早柚コスプレ】『原神』のサボり魔くノ一、のんびりした日常 - 2 枚目

今回の写真を撮っていた時、実は前回の投稿と同じように、心から「眠いなぁ」という感じでした。今回再現した『原神』の早柚(サユ)というキャラクターは、寝ることとサボることが一番の特徴なので、まさに素の自分で挑めたと言えます。そのため、元気いっぱいで気合いの入ったポーズはあえて作らず、体の力を完全に抜いて床に丸くなり、スマホで自撮りするようなのんびりした座り姿を選びました。

まずは今回のコスプレコーディネートのディテールについてお話しします。帽子についた一枚の緑の葉っぱがスタイリングのアクセントになっていて、木の下からひょっこり現れて陰で寝ようとしている小さなくノ一に見えるよう、傾き加減を調整しました。上半身は深紫と黒のカラーブロックで、首元には黒いネックウォーマーを合わせています。全体的に落ち着いたダークトーンで、身を隠す忍者の職業属性によくマッチしています。袖のデザインがとてもお気に入りで、手にはスマホを持ちやすい指だし手袋を着用し、手首の縁には赤い紐と小さなタッセルが装飾として施され、ダークカラーの袖を一気に華やかにしてくれています。さらに袖口の金のパイピングが全体の質感をぐっと引き上げてくれました。

下半身のスタイリングも今回の見どころです。黒と赤の配色の厚底オープントゥショートブーツを選びました。ブーツの正面には繊細な金属風エンブレムがあり、2本の平行な赤いストラップが足首を引き締めて見せてくれるため、下半身に程よい重厚感が出て安定したバランスになります。視覚的なレイヤー感を加えるため、写真のバリエーションの一つとして黒の網タイツ(フィッシュネット)を合わせました。これにより忍者衣装らしいフィット感と忍びらしさを保ちつつ、カメラの前で脚のラインを綺麗に見せることができ、足元から見上げるローアングル撮影と相まって画面全体に良い奥行きが生まれました。

背景とライティングの選定にもこだわりました。午後の光が綺麗な時間帯を選び、和室の引き戸を開けて心地よい日差しを床いっぱいに採り入れました。格子の窓からは満開の桜が見え、暖かく癒やされる桜フォトグラフの春の雰囲気が漂います。私や木製フローリングに落ちる光と影が衣装のテクスチャを鮮明にするだけでなく、ナチュラルなソフトフィルター効果を生み出し、過度なレタッチをしなくても生活感あふれる写真になりました。

投稿した写真には、2つの異なるレタッチバージョンを用意しました。1つ目はシンプルな原木トーンで、衣装の着こなしをストレートに表現したもの。2つ目は舞い散る桜のエフェクトを少し加え、左下に同比率のQ版ミニキャラステッカーを配置したものです。Q版ステッカーを添えたのは、画面左下の余白を埋めつつ、二次元イラストと三次元の本人をリンクさせて写真に遊び心を加えるためです。

コスプレにおいて大切なのは、衣装や小道具の再現度だけでなく、キャラクター本人の空気感を掴むことだと常々感じています。早柚は華やかな戦闘ポーズを決める戦士ではなく、ただ休みたくて、眠りたくて、少しドジでお茶目な女の子です。だからこそ今回は複雑な動作や真剣な視線は作らず、スマホで顔を隠しながら床に座り、彼女の日常の一コマを表現しました。作り込んで「演じる」よりも、設定に合ったシチュエーションで素の自分を見せる方が、結果としてキャラらしさを自然に捉えられる気がします。

撮影中はライティングやアングルの微調整が欠かせず、見上げるアングルは脚や靴を際立たせてくれます。モデルにとっては少し難易度の高いアングルですが、和室とあたたかな日差しのおかげでカメラの前でリラックスして過ごせました。少しのんびりとした空気感漂う今回のシェアを、皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです。