【若葉睦コスプレ】廃遊園地に紡がれるダークファンタジー - 1 枚目
【若葉睦コスプレ】廃遊園地に紡がれるダークファンタジー - 2 枚目
【若葉睦コスプレ】廃遊園地に紡がれるダークファンタジー - 3 枚目
【若葉睦コスプレ】廃遊園地に紡がれるダークファンタジー - 4 枚目
【若葉睦コスプレ】廃遊園地に紡がれるダークファンタジー - 5 枚目
【若葉睦コスプレ】廃遊園地に紡がれるダークファンタジー - 6 枚目

清明節の休日に思い切ってあの廃遊園地へ足を運び、若葉睦のコスプレ撮影を行いました。現地に到着した瞬間は本当に引き返したくなるほどで、遊園地全体が漆黒の闇に包まれ環境光は一切なく、赤錆びた遊具や腰まで伸びた雑草が生い茂る中、異様なほど不気味な空気が漂う本格的な廃墟探索状態でした。それでもカメラマンさんが「ここなら最高の画が撮れる、廃墟のメリーゴーラウンドとAve Mujicaのダークゴシックな設定は相性抜群だから」と強く勧めてくれたため決行しました。

ここまで来たからにはと覚悟を決めて車を降り、準備を開始。夜間のため自然光は皆無で、完全なライティング勝負となりました。明暗の鮮烈なコントラストを保つため、メインライトで顔を照らしつつ、背後からの補助光で輪郭のエッジライトを立たせることで、若葉睦のシルバーホワイトのウィッグと赤いベレー帽が深い闇の中からくっきりと浮き上がるようにセッティングしました。赤と黒のバイカラーのステージドレスに白シャツと大判のタイ、さらに黒ストッキングとショートブーツを合わせた衣装は強い光を受けることで上質な質感が際立ち、縁取りの白いラインや袖口の繊細な金糸の織り柄まで鮮明に捉えることができました。キャラクターの佇まいに寄り添い、アイメイクは赤のグラデーションを深めに入れることで、強い光の下で虚ろで冷ややかな眼差しが宿るように仕上げました。

塗装の剥げたメリーゴーラウンドにまたがった際は内心かなりゾクゾクしていましたが、すぐに集中して若葉睦らしい冷徹でミステリアスな空気感を纏うよう意識しました。場の不気味さに溶け込ませるため大きなアクションは避け、視線と表情を極力抑えめに保ちながら、手元は前の金属ポールにそっと添えたり胸元のタイに触れたりと微細なニュアンスにとどめました。廃墟特有の荒廃した退廃美と、華やかでありながら陰鬱な衣装が鮮烈な視覚的ギャップを生み出し、まさにこの写真で表現したかった核心のコンセプトを形にできました。

夜の廃墟での撮影は、恐怖心を克服すること以上に安全確保が最優先でした。足元には割れたレンガや枯れ枝、錆びたトタン板が散乱しており、ヒール付きのショートブーツを履いていたため、足を挫かないよう一歩一歩細心の注意を払って移動しました。スマートフォンで撮ったオフショットも、暗所特有のノイズ感がこの不気味な荒廃美に驚くほどマッチし、直焚きフラッシュの光がリアルなドキュメンタリー感を添えてくれました。今回のヘアメイクとロケーションの組み合わせは再現度が非常に高く、廃墟の中に佇む冷たく神秘的なドール感を存分に引き出すことができ、勇気を出して訪れた甲斐のある大満足の撮影となりました。