【三月なのか コスプレ】『崩壊:スターレイル』仙舟コスプレの抽象ポーズ&ネタ系イベント写真 - 1 枚目

この写真は本当にお腹を抱えて笑ってから投下を決意しました。全体の仕上がりが文字通り「顔面崩壊」そのものだったからです。当日のイベント会場で、本来は格好良い仙舟スタイルの戦闘ポーズを決めるつもりだったのですが、ドジを踏んでそのまま床に伏せる形に。それならいっそ開き直ろうと、小道具の面を顔の前に掲げて四つん擦りの抽象ポーズをかましてみました。気取らないスタンスだったからこそ、逆にコメディ感あふれる最高の一枚が撮れました。

今改めてこの衣装を見返してみると、ディテールもかなり気合が入っています。頭頂部のピンクのツインテールウィッグはケモミミ風のお団子飾りを施し、毛先は自然で立体感のある毛流を表現しました。上半身の赤いジャケットとインナーの白のレイヤー感が豊かで、胸元や腰回りには深紫色と金属調のパーツがあしらわれ、よく見ると生地のジャカード柄が見て取れます。手首につけたダークブラウンのリストガードは、彼女の戦闘時の精悍なキャラ設定にピッタリです。ボトムスには白いドロワーズ風パンツとダークカラーのブーツを合わせ、この低姿勢のポーズも相まって衣装全体の伸びやかなシルエットが存分に表現されました。床の鏡面タイルが足元の輪郭を綺麗に反射し、イベント会場の光影の下で思いがけないギャップ萌えを生み出してくれました。

手に持ったお面もなかなか面白く、キャラクターの二次元らしさをうまく引き立てています。当時はあえてお面を顔に密着させず、少し浮かせて視線を覗かせることで、お面の裏で大爆笑している表情をカメラで捉えてもらいました。実際、イベント会場や舞台裏のような環境では、すべての写真を美しく完璧な表情で収めるのは極めて困難です。特に撮影機材のケーブルや折りたたまれた三脚が転がり、人波が慌ただしく行き交う雑多な大会場で、雰囲気抜群かつ感情が解き放たれた瞬間のスナップ写真を捉えるのは至難の業と言えます。

今回の「仙舟」というテーマについて、事前準備段階から配色選びや小道具の再現など多くのリサーチを重ねました。しかし写真の作品化という意味では、完璧に加工された一枚のポスター写真よりも、こうしたシュールなニュアンスを含んだ写真の方が、今の若者がイベント会場で求めるリアルさや自己表現のスタンスにしっくり来ると感じています。この衣装を纏って会場に足を運ぶのは、キャラへのリスペクトはもちろんのこと、その瞬間にキャラクターになり切って面白い体験をすることこそが最大の醍醐味だからです。床に突っ伏した瞬間、恥ずかしかったかと言われれば間違いなく恥ずかしかったですが、起き上がってファインダー内のこの画面を確認した時、すべての価値を実感しました。

ネタはネタとして、今回の衣装の質感はカメラ越しに素晴らしく表現されています。赤の羽織りのドレープ感、インナーの軽やかさ、そしてブーツのしっかりとした造形美が見事に捉えられています。イベント特有の錯綜する照明は衣服の立体感を潰してしまいがちですが、この写真では光がちょうど上半身に当たり、ダークカラーのリストガードとの相乗効果で輪郭がクッキリと引き立ちました。もし優れたコスプレのイベント写真に感情・構図・衣装やメイクの完全さが求められるのだとしたら、この写真は構図こそカジュアルで感情はネタに振り切っているものの、衣装の細部とこの圧倒的な脱力感は本物です。

投下前に多くの友人から「背景がごちゃごちゃしすぎ」と言われましたが、イベント会場って本来そういうものではありませんか?完全にクリーンな背景など存在せず、照明を調整し続けるカメラマン、小道具を担いで往来する人々、そして無数のブース。こうしたリアルな現場の空気を残すことこそが、特別なイベント写真の思い出なのです。私個人として、この写真が持つ「未完成感」がとても気に入っています。気取る必要も完璧である必要もなく、ただイベントがもたらす楽しさを享受し、キャラクターになり切って無邪気に遊ぶ。最後に、皆様もイベント会場で顔崩れを恐れず、思う存分ネタを楽しめる幸せな瞬間に巡り合えることを願っています。好きな衣装を身にまとい、ただその瞬間を全力で楽しみましょう。