実はこの一連のカットは、昨年12月に撮影した過去写真(旧図)になります。ずっとハードディスクの中に眠っていたのですが、最近アルバムを整理している時にようやく発掘しました。当時、スタジオのあの祥雲柄の背景と木製の格子窓を見た瞬間、この狐のレディのトーンにぴったりだと直感し、小道具の扇子、木製の机、さらにはススキ(芦苇花)まで一気にセットに組み込みました。
ヘアメイクと撮影はすべて、お暇な時の看板娘である阿闲(アシアン)先生がフルハンドリングしてくれました。彼女は、私が表現したかった「瑞々しい躍動感の中にどこか余裕(从容)を漂わせた気品」を本当に深く理解してくれています。今回はいくつかの異なるポーズに挑戦しました。立ち姿では折扇を顔の横に掲げ、自信に満ちた視線を送ることでオーラを際立たせ、圈椅(中華風アームチェア)に腰掛けてからはふっと力を抜き、扇子でお顔を半ば隠すように仕向けました。背後の温かみのある提灯の光と相まって、空気感が瞬時に最高潮に達します。また、床に横たわるアングル(臥姿)もあったのですが、正直なところ撮影時は髪の毛が潰れて乱れないか少し不安でした。しかし、出来上がった効果は予想外に物憂げでカジュアルなニュアンスを醸し出してくれました。
衣装のディテールに関しては、赤・白・黒の配色がいかにも王道な中国風写真の要素を体現しています。ブーツのオープントゥにゴールドの装飾をあしらった造型が非常に目を引き、これを履いてスタジオ内を何度も往復してようやく足に馴染ませました。手に持っている数本の折扇もこだわって用意したもので、扇面の図柄がヘッドドレスの扇型装飾と美しく響き合い、全体の視覚的な統一感をより強固にしています。
コスプレ(cosplay摄影)という営みについて、私は常々、再現度はもちろん一側面として大切ですが、それ以上にキャラクター特有の佇まいをレンズの前で描き出すことこそが重要だと感じています。停雲というキャラクターは『崩壊:スターレイル』の中でも明艶でありながらどこか神秘的な印象を与えるため、私は視線の配り方や動作のタメ(停顿)に少し工夫を凝らしてみました。例えば、かすかに首を傾げてカメラを見つめたり、片手で扇子をすっと差し出したりして、あの「狐のレディ」ならではの狡黠さとエレガンスを捕まえようと試みました。これぞ狐耳少女ならではの魅力です。
今回は過去の写真ということで、今振り返るとポージングや表情にまだまだブラッシュアップの余地があるかもしれませんが、当時の撮影ステータスとしては自分でもかなり満足のいくものでした。スタジオ内のセットが非常に充実しており、造花からススキ、そして机の上の小さな香炉にいたるまで、一つひとつの小道具が私をより早くキャラクターの世界観へと没入させてくれました。最終的に厳選したこの5枚の写真は、基本的に「立・坐・臥」の3つの異なる動態を網羅しています。この狐人少女が見せる豊かなレイヤード感を、皆さんに余すところなくお届けできれば幸いです。