今回はCPSPの2日目の撮影体験と、「氷紋玉釉」バージョンのシュウのコスプレメイクとスタイリングのディテールについてお伝えします。当日は光の向きやアングルを探すことで頭がいっぱいで、スマホを取り出して動画を撮ることを完全に忘れていました。家に帰ってから写真のレタッチをしているときに非常に惜しくなり、当時は俯瞰での扇子のディテールや歩くときの裾のなびき方など、100通りもの絵コンテが頭に浮かんでいたのに、それを動画に残せなかったのは本当に大きな心残りでした。
ウィッグの色味は特別に調色されたもので、シルバーホワイトのベースにイエローとブルーのハイライト、特に2本の長いブルーストレートの毛束を整えるのには、たくさんのヘアピンとハードスプレーを使いました。メイク面では、額の触角とエルフ耳を手作りし、接着剤で固定して色を塗り、数日間かけて縁をなじませました。アイメイクには湖ブルーのカラコンを使用して眼差しを際立たせ、目の下の赤みと合わせることで、独特の涼やかな気品を醸し出しています。
衣装の素材はマットなサテン寄りで、襟元や袖口には半透明のオーガンジーが縫い付けられています。あの氷紋玉釉のような質感を追求するため、服のラインストーンやビーズの連なりはすべて手縫いで施されており、現場で着用する際は糸が引っかからないよう細心の注意を払いました。手の甲のオレンジ色のベース模様と紫のラインは防水のボディペイントで直接描いたもので、こすれて落ちないよう、小道具を持ったりポーズをとったりするときは慎重に扱いました。あのシルバーホワイトの杖の小道具はバラバラのビーズをすべて組み合わせて作られており、かなり重く、半日持ち上げていると腕がパンパンになりましたが、画面の中での見栄えは抜群でした。
会場の照明はやや複雑でしたが、衣装の純白の質感を保つため様々な光源の角度を試したおかげで、最終的な写真はなかなか良い仕上がりになりました。カメラマンさんが動きの一瞬を捉えるのがとても上手で、あとで表紙にしやすいいわゆる日の丸構図(中央配置)のポーズを意識して選んでくださいました。唯一の心残りは替えの靴を持参しなかったことで、一日中その白い厚底ブーツを履いて歩き回りました。特に長時間撮影したこともあり、脚の疲労はなかなかのものでした。
今後またこのようなイベントに参加する機会があれば、必ず動画専用のカメラを一台用意して、あの日に頭に思い描いていた絵コンテをすべて映像に残したいです。今回は動く映像を残せませんでしたが、静止画の細部だけでも十分に雰囲気が伝わる、自分でもかなり満足度の高い撮影となりました。