【シ コスプレ】アークナイツ:エンドフィールド ロケ撮影記録 - 1 枚目
【シ コスプレ】アークナイツ:エンドフィールド ロケ撮影記録 - 2 枚目
【シ コスプレ】アークナイツ:エンドフィールド ロケ撮影記録 - 3 枚目

今回の『アークナイツ:エンドフィールド』シ(祀)のロケ撮影は水辺と樹林を選びました。そのロケーションは、キャラクター特有の冷徹でどこか神秘的な空気感と見事に調和していました。

今回の撮影に向けて、事前の小道具制作やヘアメイクにはかなりの時間と工夫を注ぎ込みました。頭上の黒い角飾りは軽量EVAとレジンを組み合わせて造形し、フチを丁寧に研磨することで、シャープなシルエットを保ちつつ一日中装着しても頭部への負担が少なくなるよう仕上げました。一番頭を悩ませたのは長い尻尾の小道具です。水辺の石台に自然に垂らしつつ風で乱れすぎないよう、内部に形状記憶のアルミワイヤーを仕込み、ポーズを取るたびに重心と流れる向きを微調整しました。

ウィッグに関しては、自然なレイヤー感を出すためにカットとセットに半日以上を費やしました。エルフ耳のフィット感も何度もテストを重ね、境目をスキンワックスで滑らかに馴染ませることでアップの撮影でも不自然に見えないよう徹底しました。メイク面では、緑豊かな森林の背景の中でも顔立ちがしっかりと引き立つよう、ベースメイクはどこまでも澄んだ透明感をキープ。目元の陰影をしっかり深め、淡い色味のカラコンと合わせることで、凛とした真剣な眼差しを宿しました。

実際の撮影は想像以上に体力を要しました。2枚目の写真の水辺のテラスで見せる伸びやかなポーズは、厚底ブーツと白ストッキング(ハイソックス)を履いて縁のギリギリに立っていたため、体幹のキープ力がシビアに試され、バランスを取りながら身体のラインを美しく魅せるために何度も撮り直しました。3枚目の縁に腰掛けて巻物を見つめるカットは、実は風向きを計りながら、紙がめくれた角度で表面の光沢が一番綺麗に写る瞬間を狙ったものです。1枚目の石の欄干にもたれる構図では、あえてサイド光のアングルを選び、顔立ちの陰影を際立たせると同時に、衣装のカッティングや脚の美しい曲線を自然に引き出しました。

屋外ロケにおける最大の難所は、刻々と移ろう自然光と風のいたずらでした。この衣装はリボンや付け袖が多く、少しの風でも絡まりやすいため、カメラを構える前に毎回数分かけて布地を整える必要がありました。幸いにも水面の照り返しが素晴らしいレフ板効果を発揮してくれ、出来上がった写真は非常に透明感あふれる質感に仕上がりました。衣装の生地は一見軽やかですが、水辺に長時間座っていると確かな冷え込みを感じました。それでもキャラクター本来の佇まいを余すところなく表現でき、事前の準備も撮影中の苦労もすべて報われたと実感しています。