CPG08で撮影した紫のドレスのレタッチ写真がついに仕上がりました。以前アップした時は「なんちゃって速報写真」と冗談交じりに言っていましたが、実はこの本番の精修データをずっと心待ちにしていました。今回のスカサハのスタイリングは会場でもひときわ目を引き、特に赤紫のグラデーションを描くロングウィッグと頭上の煌びやかなティアラクラウンが華やかに輝いていました。衣装のディテールも非常に細やかで、胸元のティアドロップ(雫型)カッティングがボディラインを美しく引き締め、スカートにあしらわれた星屑のようなスパンコールが抜群の反射効果を生み出しています。さらに深いスリットのデザインに黒のロングストッキングを合わせることで、視覚的な脚長効果を際立たせました。
イベント当日は大変な混雑で移動だけでも体力を消耗しましたが、カメラマンさんが絶妙なアングルを見極めてくださり、逆光が差し込んだ瞬間に髪の毛の輪郭が美しく輝き、背景の雑多な照明や通行人を綺麗にボカしてくれました。冷艶さと妖艶さを自然に融合させるため、スカートをつまみ上げる所作を何度も試行錯誤し、不自然にならず美しく脚のラインが覗くバランスを追求しました。今回特にレタッチを担当してくれた友人に感謝しており、不自然な美肌加工に頼らず肌のキメや質感をナチュラルに残しつつ、画面全体の紫基調のクールな色調をキープし、ドレスのスパンコールも上質な立体感に仕上げてくれました。
高い再現度のキャラクターを表現する際、現場の光源選びと後処理における細部へのこだわりこそが成否を分けます。この衣装を纏ってキャラクターの気品を体現するため、終始クールな表情と凛とした立ち姿をキープし続けました。長時間の撮影はハードでしたが、完成した写真を目にした瞬間、すべての苦労が報われたと実感しました。『Fate/Grand Order』10周年の熱気あふれる空気感も素晴らしく、この記念すべきタイミングでスカサハをコスプレできたことを心から嬉しく思います。