今回の『鳴潮』の穂穂と秧秧のコスプレ写真集がようやくまとまりました。撮影当日は非常に澄んだ陽気で、水景や木の桟道がある古典的な庭園を特別に選びました。キャラクター間の絆を再現するため、撮影前に2人の関係性についてたくさん話し合いました。穂穂の大人っぽさや妹をからかうのが好きでありながらも深く気遣う一面と、秧秧の表面はツンデレでありながら実際には姉に頼っている状態、これらを捉えることが今回の撮影の核心でした。
衣装のディテールは非常に豊富です。私が担当した穂穂は、金のトーテムや羽の要素を取り入れた衣装を再現するため、中に黒いインナーを着用し、外側に華麗な肩飾りと長い羽衣を合わせました。ウィッグの2つの赤い結び目や金属のかんざしは、スタイリストの腕の見せ所でもあります。鹿宝が担当した秧秧の青黒いトーンの衣装には、雲紋や水波のテクスチャーの刺繍がたくさん施されており、白い羽の髪飾りや額の縫い目風メイクが特に精巧でした。2人が並んで立ったとき、その視覚的な対比と呼応感が非常に強烈でした。
撮影のプロセスは決して楽なものではありませんでした。屋外の光が強く、明暗差が大きい中で衣装のディテールを保持するため、私たちは木陰や建物の遮蔽物を常に探していました。木の桟道に座って撮影したカットでは、上半身のポーズを保つだけでなく、脚のラインの伸びやかさにも気を配る必要がありました。衣装のアクセサリーが多く、座ると羽や金属パーツが潰れてしまうため、何度も調整を繰り返しました。半透明の蝶の扇子を持っているときも、光が扇面を透過して夢のような雰囲気を撮影できるように、角度をしっかりとコントロールしなければなりませんでした。
キャラクターのインタラクションについて話すと、私たちはいくつかのちょっとした小芝居も加えました。例えば、穂穂が秧秧の痩せたことに触れてハグしようとしたり、子供の頃にこっそりキンモクセイのケーキを食べたり花舟を見物しにこっそり出かけた話をしたりするエピソードです。これらの会話によって、より感情移入しやすくなりました。久しぶりの再会でありながらお互いに口が悪いけれど心は優しいという日常感を表現するため、立ち姿や座り姿で様々なインタラクションを試みました。耳元で内緒話をしたり、お互いの髪を整え合ったり、一見対立しているように見えて実際には思いやりに満ちたスキンシップなどです。
普段からよくコスプレをするプレイヤーとして、今回『鳴潮』におけるこの複雑な感情の絆を持つペアのキャラクターに挑戦できたことは、素晴らしい経験となりました。メイクや小道具に多くの工夫を凝らし、この一連の写真を通じて2人の生き生きとした日常の空気感を表現したいと思いました。総じて、屋外のロケ撮影は苦労もありましたが、完成した写真の中で光と影、そして衣装の質感が融合しているのを見ると、これまでの努力はすべて報われたと感じます。