今日の世界線アニメイベントは天候にとても恵まれ、照りつける猛暑もなく、湖畔での屋外ロケでは光の柔らかさが絶妙でした。早速このティーモのスタイリングの準備プロセスからお話しします。帽子についたゴーグルとケモ耳は視線の中心となるため、型崩れせず頭の上にしっかりと自立するよう、帽子の内側に硬い骨組み(ワイヤー芯)を縫い込んで補強しました。ケモ耳の取り付け位置も何度も微調整を重ね、横顔の撮影でも綺麗なシルエットが出るように配慮しました。赤いモフモフのネックウォーマー(ファー襟)は素晴らしいアクセントで、キャラクターの特徴を忠実に再現するだけでなく、振り返ったり首を傾げたりする所作に躍動感をプラスしてくれます。ウィッグはプラチナブロンドをベースに毛先を赤く染めたタイプで、着用前のカットや毛束の立ち上げにかなりの時間を費やし、頭皮に張り付かず二次元らしいふんわりとしたボリューム感を残すよう工夫しました。
バックパックに詰め込んだ巻物の束は、実はコーヒーや紅茶を使って自分でエイジング(汚し)加工を施したもので、縁を火で軽く炙り、ヴィンテージ地図のテクスチャと相まって、まさにヨードルが方々で集めた宝の地図のような風合いに仕上がりました。このティーモというキャラクターを演じる上で最も重要なのは、表情と所作です。斥候(スカウト)という設定上、カメラの前で棒立ちになるのは禁物で、どこか小憎らしくも愛らしい狡猾さと身軽さを漂わせる必要があります。芝生の上で目印を探す際、風で赤いファーが少し乱れましたが、羽飾りやウィッグが自然光を浴びて放つ質感は驚くほど綺麗でした。今回着用した白のタンクトップとダークブラウンのカーゴショートパンツに、ダークグリーンのベストと指ぬきタクティカルグローブを合わせた着こなしは、本格的なハードコア探検スタイルを演出しています。キャラクターの体型に美しくフィットさせるため、衣装のウエスト周りを少し絞って仕立てたことで、横を向いて振り返るポーズや正面から帽子に手を添える仕草の際にも、全体のラインがとてもシャープに引き締まりました。
実のところ、コスプレにおいて最も知恵を絞るのは衣装そのものよりも、二次元の平面的デザインをいかに三次元のリアルで説得力ある質感へ落とし込むかという点にあります。例えばあの金色の望遠鏡筒も、単にプラスチックにスプレー塗装しただけでは安っぽく見えてしまうため、表面に金属テクスチャのシートを貼り、手作業で革紐を巻き付けたことで、手にした時のリアルな重厚感を再現しました。またバックパックの側面に差した羽付きの長い筒(吹き矢)も、当初はシンプルな竹の節で作る予定でしたが、青や黄色の羽を加えることで、ジャングルを駆け巡る斥候ならではの軽快な躍動感をぐっと引き立たせることができました。
メイク面では、顔立ちの立体感とキャラクターらしいアニメ感を両立させるため、アイメイクには広範囲に赤ピンク系のグラデーションを施し、赤いカラーコンタクトと合わせることで、レンズ越しにも非常に生き生きとした目力を演出しました。ベースメイクは明るいトーンで仕上げ、屋外の自然光で白飛びしてメイクが薄く見えないよう、チークも普段より少し濃いめにふんわりと入れました。
アニメイベント会場は大変な混雑で、この装備を身につけて人混みを歩いていると、バッグの中の巻物が擦れ合ってサクサクと紙の擦れる音が心地よく響きました。時折立ち止まって帽子の角度を整えたり、望遠鏡筒を持ち替えたりする何気ない仕草が、かえって自然な佇まいを醸し出してくれました。屋外の光線は刻々と変化するため、芝生の上で何度もアングルを調整し、湖面や背景の都会的なビル群との対比を活かして画面に豊かな奥行きを持たせました。特定のポーズをガチガチに再現しようと意識しすぎず、「今まさに物陰から偵察していて、いつでもダッシュで逃げ出せる」という心理状態に入り込むだけで、眼差しや身体が自ずと最適な角度を見つけてくれました。
一日中撮影を続け、身体はかなり疲れましたが、カメラのプレビュー画面に並ぶ写真を見つめていると、小道具のエイジング加工や衣装のコーディネート、メイクのこだわりなど、積み重ねてきた努力の何一つ無駄ではなかったと実感しました。このロケーションの中で撮影を無事に完遂でき、とても満足しています。仕上がった写真の色彩も、思い描いていた通りのアウトドア感にあふれ、心に残るリーグ・オブ・レジェンド コスプレの記録となりました。