今回の星羅の私服コスプレ(私服コスプレ)は、人間界へと上陸した人魚姫が人間の日常に溶け込んで暮らす姿をイメージしてコーディネートしました。キャラクター本来のカラーリングに寄り添うため、鮮やかなオレンジ色のウィッグと美しく響き合うスクエアネックのパフスリーブトップスをセレクト。髪には白い貝殻のヘアクリップを添え、海で暮らしていた名残をさりげなく残しました。首元の黄色いチョーカーや胸元の小さなカボチャのチャームも、この私服スタイルの愛らしいアクセントになっています。メイクは濃い舞台風の仕立てを避け、肌馴染みの良いナチュラルなトーンで仕上げました。カラーコンタクトには自然なブラウンを選びつつ、適度な束感のあるつけまつげを残すことで、二次元らしい華やかな目力を保ちました。
私服での外出という設定のため、ロケーションもごく自然な日常の風景を選びました。地下鉄に乗っている際、車窓のガラスに映り込む自らの影が自撮りにぴったりなことに気づきました。スマートフォンを構えて窓辺に寄りかかると、ガラス越しに車内の冷色系ライトが反射し、身に纏った温かなオレンジ色と鮮やかなコントラストを描き出してくれます。写真映えも抜群でした。スマホで顔を半分隠した構図ではあるものの、全体の空気感が絶妙に立ち現れ、本当に人間界の通勤ラッシュを体験しているかのようなリアルな情緒が宿りました。
夜のチームビルディング(海辺のチームビルディング)は水辺の屋外スペースで行われました。背後に広がるグリーンのライトで照らされたプールや水面は、まさに海辺の別荘を思わせる心地よいロケーションでした。友人たちとテーブルを囲み、多彩な軽食やドリンクを楽しみました。手元に持ったオレンジジュースのグラスも衣装のカラーと完璧に調和してくれました。夜間は光量が控えめでしたが、会場のアンビエントライトや対岸の建物の明かりのおかげで、味わい深い夜景ポートレートの質感を捉えることができました。この装いに洗練されたファッション性を添えるため、シルバーのチェーンベルトを合わせ、淡いイエローのハンドバッグを肩に提げて、屋外でも目を引くポップな色使いを意識しました。
移動の待ち時間にベンチに腰掛け、傍らにグリーンのドリンクを置きながら外の暗がりを見つめていると、窓ガラスに映る自分の姿がどこか不思議で、次元の壁をふわりと越えてきたような愛おしい感覚に包まれました。地下鉄内での撮影は光が刻々と移り変わり、ガラスの反射も激しいため、人混みや雑多な明かりを整理しつつ、車内本来のクールな光を活かして肌の透明感を引き出すアングル選びが試されます。現像レタッチにおいては過度な肌補正をあえて控え、夜景特有のざらりとした粒子感を残すことで、一人の等身大の女の子が綴るリアルな日常のスナップのような温もりを大切にしました。
今回の撮影は本当に楽しく、カラフルな髪色の仲間たちとたくさん出会うことができました。みんなで車座になって、コスプレにまつわる数々の思い出話に花を咲かせました。普段は作り込んだ作品撮り(正片)を得意としていますが、たまにはこうして私服を纏い、キャラクターが平凡な日常を過ごす姿に思いを馳せるのも実に味わい深い体験です。豪華なセットや派手なエフェクトを脱ぎ捨てたとき、キャラクター本来のパーソナリティを視線や何気ない仕草でいかに表現するか、多くの気づきを得ることができました。スナップの最中もできる限り肩の力を抜き、自然な笑顔とラフな身のこなしで、人間社会にすっかり馴染んだ彼女の屈託のないリラックス感を表現しました。
夜のお食事会ではみんな思い思いの装いに身を包み、水辺のライトに照らされた色とりどりのウィッグがとても幻想的でした。みんなで円になって料理を頬張りながら語り合い、記念の集合写真では小さくピースサインを作って最高の時間を共有しました。最近はリアルの仕事がかなり多忙で、連日の残業で少々疲れが溜まってしまい、皆との記念写真をすぐにレタッチしてお渡しできなかったのが心残りですが、この忙しさが落ち着いたら必ず丁寧に仕上げてお届けしたいと思います。今回の写真は、人間界へと足を踏み入れた人魚姫の愛しい生活のひとコマとして、皆さんへのささやかなプレゼントになれば幸いです。ふんわりとした丸顔のアップも自分なりに納得のいく仕上がりになりました。また次回も、人魚を愛する素敵な仲間たちと一緒に楽しい時間を過ごせることを楽しみにしています。