今回は『ドールズフロントライン2:追放』の公式コラボレーションとして、UMP45ことレヴァのコスプレを担当させていただきました。
撮影当日は久しぶりに会う友人がわざわざ現場まで差し入れに来てくれて、せっかくだからと一緒にカメラの前に立って記念撮影をしてくれました。私のメイクがかなりしっかりめの二次元仕様だったため、友人は「主役を引き立てるから」と自らマスクとメガネを装着。その結果、写真にある通り、美女にぴったり寄り添って全力で営業スマイルを振りまく、最高に尊いツーショットが誕生しました。
今回のUMP45のスタイリングにおいて、ウィッグとメイクには並々ならぬ熱量を注ぎ込みました。アッシュグレーのストレートロングは、軽やかでシャープな質感を出すために前髪を重めのぱっつんに切り揃え、内側を梳いて毛量を丁寧に調整。カメラの前でも重たく見えない絶妙な抜け感を作り込みました。アイメイクにはアースカラーのシャドウをベースに敷き、淡いグリーンのカラコンを装着。彼女が持つ冷静沈着でどこか危険なオーラを表現するため、目尻の陰影をしっかり強調し、わずかに跳ね上げたアイラインで切れ長な目元を演出しました。衣装にはウォッシュ加工の効いたブルーのデニムジャケットを選定しましたが、この服の真骨頂は背中に施された鷲と虎の壮麗なトーテム刺繍にあります。白シャツに鮮やかなイエローのネクタイ、ブラウンのレザーチョーカー、グローブ、そして引き締まったストッキングを合わせることで、洗練されたタクティカルスタイルを完成させました。
当日のロケーションも非常に魅力的で、廃墟ビルの薄暗い一角を選びました。剥がれ落ちたコンクリートの壁や無造作に積み上げられた段ボール箱の退廃感が、キャラクターの身に纏うタクティカルな空気感と鮮烈なコントラストを描き出してくれました。友人が横でスマホのライトを掲げて光を回してくれたおかげで、おしゃべりを楽しみながら終始和気あいあいとしたリラックスした雰囲気でシャッターを切ることができました。1枚目の写真では友人の顎にそっと手を添え、2枚目ではカメラに向かって茶目っ気たっぷりにウインク。普段は冷徹なキャラクターの表情を保ちますが、心を許した友人の隣だからこそ見せられる、ギャップ萌えに満ちた等身大の一面を切り取ることができました。
ただ本音を言えば、スマートフォンのインカメラでは現場の緻密な質感の10分の1も再現しきれません。きめ細やかなベースメイクの陶器肌、自然光を浴びて澄んだ輝きを放つグリーンの虹彩、そしてデニムジャケットに刻まれた刺繍の重厚な立体感は、写真越しではどうしても圧縮されてしまいます。友人も「実物の方が圧倒的に小顔でメイクも何倍も繊細!」と驚いてくれましたが、カメラのパースによる歪みはどうしても避けられない課題ですね。
今回『ドールズフロントライン2:追放』の公式案件としてこの衣装を纏えたことは、私にとってかけがえのない特別な経験となりました。UMP45というキャラクターは非常に多層的で深い魅力を秘めており、今回の撮影を通して彼女の魂への理解がより立体的なものになったと実感しています。メイクの試行錯誤から衣装のフィッティング、そして本番の撮影に至るまで、すべての工程が挑戦と喜びに満ちていました。これからも心揺さぶる作品を皆様にお届けしていきたいです。現場に駆けつけて一緒に写ってくれた友人にも心から感謝しています。大好きな友人と一緒に仕事をし、笑顔あふれる思い出の写真を残せたことこそが、今回の一番の宝物です。