コラボ撮影した今回の綾波レイの写真がついに完成しました。撮影場所には海浜公園の引き潮時の干潟を選びました。設定に合わせるため、事前に青灰色のショートヘアとこのセーラー服を用意しました。当日は風が非常に強く、ウィッグが乱れやすかったため、事前にヘアスプレーでしっかり固めておきました。環境は泥水のある干潟と浅い水たまりで、歩く際には細心の注意が必要でしたが、これが画面に粗削りで自然な粒子感をもたらし、綺麗で整った砂浜よりも疎外感を際立たせてくれました。
カメラマンのNightDivaさんと綿密に相談を重ね、画面に大きな余白を持たせる構図を採用し、人物を小さく配置して空が大半を占めるようにすることで、あの孤独な雰囲気に近づけました。今回は低彩度で寒色寄りの後処理フィルターを使用し、彩度を抑えて全体をグレーがかったブルートーンに保ちました。特に赤いリボンは画面唯一の差し色となり、寒色系の背景と鮮やかなコントラストを描いています。
撮影中はずっと強風との戦いでした。例えば3枚目の横向きのポーズは、風の向きに合わせてスカートを自然になびかせたところをカメラマンさんが捉えてくれたものです。5枚目の石壁の上に座っている写真は、実はポーズを保つのがとても難しく、体を完全に真っ直ぐ保ち、両手で縁を支えて重心を取り、両肩を水平にしながら、目線も感情を込めすぎずあえて虚ろに保つ必要がありました。脚のラインを整え、黒いストッキングが画面の中でよりすらりと見えるようにし、広角レンズのパース感と合わせることで、最終的にあの冷ややかな視覚効果を得ることができました。
この衣装を着て干潟の上で何度も立ち位置や角度を調整したため、靴はほぼ泥だらけになりました。かなり大変な撮影プロセスでしたが、今回の試みを通じて、周囲の壮大な環境によってキャラクターの性格をどのように際立たせるかについて新たな理解を得ることができました。例えば髪をなびかせるそよ風のスナップ、横を向いてうつむく瞬間、石壁のそばで物思いに沈む表情など、特有の無力感と淡白さをどう表現するかについて、カメラマンさんのライティングや構図指導もプロフェッショナルなアイデアを提供してくれ、より役に没入することができました。これは私の撮影経験の中でも特に印象深い体験となりました。5枚目の座りポーズは感情がとてもよく表れているので、この写真が伝える静かな空気感を皆さんに感じていただけたら嬉しいです。