【小桜茉莉コスプレ】『カゲロウプロジェクト』11年の歳月を越えて叶えたグループ撮影の夢 - 1 枚目
【小桜茉莉コスプレ】『カゲロウプロジェクト』11年の歳月を越えて叶えたグループ撮影の夢 - 2 枚目
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【小桜茉莉コスプレ】『カゲロウプロジェクト』11年の歳月を越えて叶えたグループ撮影の夢 - 6 枚目
【小桜茉莉コスプレ】『カゲロウプロジェクト』11年の歳月を越えて叶えたグループ撮影の夢 - 7 枚目

小桜茉莉のこの青と白のワンピースは、クローゼットの中で長い年月を過ごしてきました。生地選びから型紙起こし、そして白いフリルエプロン(メイド服仕立て)の縫製に至るまで、細部のすべてを何度も入念に確認して仕立てた一着です。原作イラスト特有のふんわりとしたボリューム感を再現するため、スカートの裏地には何重ものチュールパニエを仕込み、金髪のぱっつん前髪ロングウェーブウィッグとライトブラウンのショートブーツを合わせることで、あの懐かしいシルエットを完成させました。今回ついに『カゲロウプロジェクト』のグループ撮影メンバーが勢揃いし、募集の知らせを受け取った瞬間から撮影当日に至るまで、胸の高鳴りが止まりませんでした。

撮影当日の天候は決して恵まれたものとは言えず、どんよりとした曇り空に屋外階段特有の吹き抜ける冷風が重なり、体感温度は予報を遥かに下回る極寒となりました。マリーの持つ可憐で前向きな愛らしさと、どこか儚げな哀愁を帯びた佇まいを維持するため、カメラの前では常に集中を研ぎ澄ませていましたが、カイロを貼っても寒気には到底敵わず、全身がガタガタと震えて「二次元に優しいお天気講座が切実に欲しい」と冗談を言い合うほどでした。しかし幸いにも、曇天ならではの柔らかな拡散光が画面に研ぎ澄まされた透明感を添え、スカートのドレープとウェーブヘアの優美な曲線と重なり合って、撮って出しの段階で息を呑むほど美しい仕上がりを見せてくれました。

現場での撮影は息の合ったチームワークが何よりも重要でした。屋外階段でのロケーションだったため、カメラマンさんは下からのあおり構図や上からの俯瞰アングルを駆使してベストな画角を追求。スカートの立体的な広がりと躍動感を魅せるため、私は裾をつまんで振り返る所作を何度も繰り返し、プリーツのひだの一つひとつが美しく翻る瞬間を探りました。撮影の合間には、グリーンのつなぎ(ジャンプスーツ)を着てペンライトやマスコットを手にした相方と、互いにヘアメイクや装飾品を細かくチェック。襟元のボタンの留め具やウィッグの乱れなど、レンズ越しにクローズアップされる細部にまで一切の妥協を許さずに整え合いました。

室内ロケへと移ると、空気感は一転して温かなものに。点灯させたサイリウムを掲げ、青白のぬいぐるみを胸に抱くことで、画面に生活感あふれる日常の温もりを宿しました。構図に合わせて両手でピースサインを作ったり、ぬいぐるみに優しく手を添えたりと、所作がぎこちなく固くならないよう自然体を意識。グループ撮影の醍醐味は、各メンバーが抱くキャラクターへの解釈の違いに触れられる点にあります。休憩中にポージングや構図のアイデアを出し合い、当時の公式設定資料集の思い出話に花を咲かせる時間は、何物にも代えがたい濃密なひとときでした。

古参オタクとして11年前に初めてこのキャラクターに挑んだ頃を振り返ると、当時の環境は今ほど整っておらず、衣装の再現度も撮影やレタッチの技術もすべて手探りの状態でした。今こうして再び同じ衣装に袖を通し、同じ作品を愛し続ける最高の仲間たちと共に撮影を完遂できたことは、胸が熱くなるほどの深い感動です。当時の熱狂の波が落ち着いたとしても、心の中に灯った作品への愛は決して色褪せることはありません。

今回の撮影は、私自身の初期のオタク人生を振り返る温かな原点回帰でもありました。衣装の準備から現場でのポージング、そして現像写真のセレクトに至るまで全工程を自らの手で紡ぎ、極めて充実した達成感に包まれました。極寒の中で震えながら挑んだ過酷なロケではありましたが、モニターに映る美しい情景を目にした瞬間、すべての苦労が誇らしい宝物へと変わりました。これからも機会を見つけ、心地よい季節と天候に恵まれたロケーションで、愛するキャラクターたちの物語を丁寧に表現していきたいと思います。