斬業ホシグマの写真を受け取り、レタッチをしながら改めてこの衣装のデザイン性の高さを実感しています。以前SNSで「自分はお姉さんコスプレが一番苦手」と投稿しましたが、実際のところ、衣装に圧倒されていたのは自分自身でした。設定を初めて見たときから、赤、黒、白、青緑の配色が非常に印象的だと感じていました。この複雑な衣装を再現するため、ウィッグはレイヤーを入れて毛先にグラデーションを施し、頭の角もしっかり固定しました。トップスのアウターレザーは硬く、ベルトやバックルが多いため、綺麗にフィットするよう細かく調整が必要でした。幅広の袖にある繊細な模様も、ポージング時に不自然に見えないよう工夫を凝らしました。
撮影中に一番気を遣ったのは目線や表情です。ホシグマはクールで圧倒的な力強さを持つ女性ですが、私自身はどちらかというと可愛らしい・活発なタイプなので、無理にお姉さん系のオーラを出すのは本当に苦労しました。表情筋を意識して眉と目を低めに抑え、できるだけ笑顔を封印して、冷徹な雰囲気を演出しました。小道具の剣はそれほど重くはないものの、攻撃性と覇気を際立たせるためには、構え方や刃を向ける角度にこだわりが必要でした。白スカートは脚のラインを綺麗に見せてくれますが、赤いハイヒールと合わせると立ち姿やしゃがみポーズがかなりの体力勝負になり、撮影中はずっと足首と膝が痛かったです。紫の背景に、赤と黒を基調とした衣装へ白のハイライトが当たり、冷たくも危険な魅力を表現できました。お姉さん系が苦手と言っていた自分ですが、仕上がった写真を見て、威厳ある雰囲気に少しは近づけたのかなと感じています。現像では色味を調整し、レザーの光沢を際立たせつつ全体の彩度を抑え、アークナイツらしい終末感漂う硬質なトーンに仕上げました。胸元のストラップの締め具合や、赤い手袋と靴の色味の統一など、細部までこだわり抜いた撮影でした。これからもこうした強いオーラを磨ける機会を増やしていきたいです。