【「心理学者」- 永遠の夢 コスプレ】『Identity V 第五人格』軽華メイクカスタム記録 - 1 枚目
【「心理学者」- 永遠の夢 コスプレ】『Identity V 第五人格』軽華メイクカスタム記録 - 2 枚目

『Identity V 第五人格』の「心理学者」- 永遠の夢における軽華メイクカスタムの最大の難所は、3Dモデリング特有の誇張されたプロポーションと陰影を、いかに自然かつ説得力を持って生身の骨格へと落とし込むかという点にありました。ベースメイクには妥協せず、ハイカバーなマットファンデーションで陶器のような色白肌を作り上げた上で、鼻筋、頬骨、フェイスラインにかけて広範囲にブルーのシェーディングを施し、立体感の強調と非現実的な肌色設定を具現化しました。

目元はこのメイクの主役です。原画が持つガラス玉のような青い瞳を再現するため、まずは薄紫をベースとしてアイホール全体に広げ、深みのあるネイビーで目尻と骨格のくぼみを深めました。カットクリース(截断式)の技法を駆使してメリハリのあるグラデーションレイヤーを構築し、最後に高発色の鮮やかなブルーカラーコンタクトを装着。眉の処理においては日常的な毛流れ感をあえて排し、オイルパステルのような質感のブルー顔料を用いて眉骨の上にブロック状の幾何学的な色面を直接ペイント。ゲームのポリゴン感を徹底的にオマージュしました。

額や頬にあしらったゴールドのトーテム文様は、今回のスタイリングにおける最大の見せ場です。額の三日月、放射状の光芒、中央を貫く直線、そして目元から滴り落ちる涙痕の特殊メイクは、メタリックなラメジェルに純金粉を練り合わせて一筆ずつ丁寧に描き込みました。速乾性の高い顔料であるため、滑らかなラインの伸びとエッジの均一性を保つには極めて高い集中力が求められました。リップには深みのある紫がかった青のティントを塗り、上から透明なグロスを重ねてツヤ感をプラス。下唇の中央にはゴールドの縦ラインパーツを配置しました。

事前のウィッグセットやアクセサリーの組み立ても骨の折れる作業でした。ダークブルーのウェーブヘアにワックスとハードスプレーで立体的なボリューム感を持たせ、星や月を模したゴールドの蔓パーツや幾何学的なネックレスをバランスよく固定することで、撮影時の世界観を支える重厚な空気感を構築。これほど大胆な色彩と金属パーツを素肌に重ねる工程は、事前の徹底的な保湿とベースのフィックス技術がなければすぐにヨレてしまいます。完成まで約3時間を要し、オフ作業も一苦労でしたが、自らの手でイメージの中のキャラクターを具現化していくプロセスは最高に刺激的な体験となりました。