【ニュージャージーコスプレ】『アズールレーン』レーシングスーツとネオンの夜景の激突 - 1 枚目
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【ニュージャージーコスプレ】『アズールレーン』レーシングスーツとネオンの夜景の激突 - 7 枚目

横構図は、縦型画面全盛の時代にあっても私が一貫して貫いている視覚的アプローチです。今回の『アズールレーン』ニュージャージーのレーシングスーツの撮影にあたり、私は真っ先にカメラマンの植物菌さんと打ち合わせを行い、定番の縦トリミングを排して広角レンズとローアングルによるダイナミックな空間の広がりを追求しました。サイバーパンク調の実景スタジオにはメタルメッシュやヴィンテージ風のナンバープレート、そして交錯するネオン管が張り巡らされ、青と紫が混じり合うライティングが衣装のオーロラ偏光素材に反射して極上の質感を放ちます。淡いブルーのストレートロングウィッグに黒のニーハイロングブーツを合わせ、手には白黒のチェッカーフラッグを握りしめ、圧倒的なスピード感とサーキットの熱狂を画面に焼き付けようと試みました。

現場での撮影は緻密な連携が鍵となりました。スタジオに置かれたSUZUKIのロゴ入りヴィンテージバイクは最高の近景アクセントです。画面が散らからないようバイクをフレームの端に寄せてもらい、金属フレームやマフラーの構造を額縁に見立てて中央の自分を囲い込む構図を設計。これによりプロポーションがすらりと長く引き締まるだけでなく、構図全体に奥行きあるレイヤーが生まれました。全身ショットの際には、黄色い小さなぬいぐるみが絶妙なギャップ萌えのアクセントになることに気づき、自然体でポーズに組み込みました。風になびく髪の瞬間を捉えるためウィッグを何度も振り、躍動感あふれる決定的な瞬間を切り取りました。

レタッチ工程では専用ツールを活用し、肌補正の時間を短縮しつつネオン光を浴びた衣装のハイライトの階調をトーンジャンプさせることなく繊細に保持。作品のテイストに合わせてカスタムエフェクトを適用し、現場で捉えた毛流れを活かして髪の反重力パラメーターを高めに設定。髪の発光エフェクトを重ねることで、銀青色の毛筋がダークトーンの背景の中で鮮やかに浮き立つよう仕上げました。空間演出には微細なパーティクルのみを添え、派手な炎や雷のエフェクトをあえて避けることで、サイバーパンクならではのネオン管の情緒を守り、ゲームCGのようになりすぎず写真本来の息遣いを大切にしました。

なぜ横構図にこだわり続けるのかとよく尋ねられます。スマートフォンが縦画面に支配されている現代において、横構図こそが豊かな環境情報を余すところなく包み込んでくれます。キャラクターの佇まい、小道具の配置、光と影のグラデーションは、ワイドな画面の中でのびのびと呼吸を始めます。狭い縦の枠線に押し込める必要がなければ、キャラクター本来のオーラが自然と解き放たれます。光沢素材のコントロールからバイクやフラッグのディレクションに至るまで、試行錯誤を重ねて辿り着いた確かな仕上がりです。想いを一つずつ形にしていくこの制作過程こそが至福であり、情熱を注ぎ込んだビジュアルには確かな生命力が宿るのだと実感しています。