もうすぐお誕生日ということで、今年初めに撮影した2つのセットから何枚かピックアップしてバースデーの贈り物としてお届けします。正式な本番写真はレタッチ担当の方の手元でまだ作業中ですが、このメイキングや撮って出しに近い感じも記念としてとても意味深いものがあります。スタジオの冷たい戦闘風景から畳の上の静かな日常まで、全く異なる2つの雰囲気が、私の中にある「旧版の先輩」の立体感をちょうど映し出しています。
まず戦闘スタイルのシーンですが、本当に体力が底をつくほど大変でした!あの十字刃の小道具は見た目こそ格好いいですが、実際はかなり重く、片手で掲げながら今にも力を込めそうなポーズを維持するのは、肩袖や手首の耐久力への試練でした。鋭い緊迫感を表現するため、カメラマンはスタジオに黒いベルベットを敷き詰め、砕いたクリスタルを散りばめました。グリッド付きのハイポジションソフトボックスとサイド逆光を組み合わせ、背景の明るさを極力抑えることで、画面全体に冷たく張り詰めた空気を漂わせています。あえて視線を空洞にし、笑顔を封印して、重い使命を背負いながらも躊躇なく突き進む執念を再現しようと試みました。純白の襟元と漆黒のロングドレスのコントラストの中で、あの深い青髪のショートヘアが際立ってシャープに見えます。
ですが後半の写真をご覧の通り、雰囲気が一変して標準的な学生の日常になります。鮮やかな黄色いニットベストとリボンタイに替え、丸フレームのメガネをかけると、一気に戦闘モードから知的な学究の気品へと切り替わります。木製の引き戸と温かみのある光の下で撮影したこのセットでは、傍らに一輪の花と小さな小皿を置いたくだけのミニマルな構図がかえって表情のニュアンスを試すものとなりました。あえて動作を緩やかにし、うつむいて襟元を整えたり、静かに座ったりしながら、斜め後方からの光で髪の毛の輪郭に温かなハイライトを纏わせました。このような和風の木調の質感は、表面は穏やかでありながら心の中に揺るぎない芯を持つキャラクターの特質を表現するのに非常に適しています。
旧版に関して言えば、本当にずっと憧れ続けていました。TYPE-MOONの世界観にハマってから長くなりますが、青髪の先輩は私の中で常に特別な存在です。聖職者と狂信者の狭間にある矛盾感、そしてあの天空のような青の視覚的シンボルは、他のバージョンでは決して替えがききません。そのため今回の撮影前は、ウィッグのカットやアイメイクについてメイクさんとしつこいほど話し合いました。冷たさを帯びたグレーブルーの色合いを目指し、派手すぎず地味すぎず、アイラインの黒を抑えて目尻を柔らかく下げ、すべてを見通しながらも慈悲を宿した微妙なニュアンスを強調しました。
実は撮影当日は連日の徹夜で顔がむくんでおりコンディションがあまり良くなかったのですが、幸い照明とアングルの工夫により、仕上がりは十分に説得力のあるものになりました。最初のスタジオ撮影では、剣を地面に立てるために角度を何度も調整し、見切れを防ぐために砕いたクリスタルの位置をテープで固定するほどでした。2つ目の和風ロケーションでは、足が痺れない座り方を探すために10通り近くの座り方を試し、最終的に少し重心を片側に寄せることで軽やかなリラックス感を保てることを発見しました。これらはすべて現場で何度も試行錯誤して生まれた細部です。
これほど振れ幅の大きい2つのスタイルを表現したのは、単に衣装チェンジを見せたいからではなく、「キャラクターには固定された1つのイメージしかない」という固定観念を壊したかったからです。リアルで生き生きとした人物なら、絶体絶命の状況で剣を交えることもできれば、午後の暖かい日差しの中で静かに本をめくることもできるはずです。それが、私が単一のスタイルだけで写真を投稿しなかった理由です。
正式なレタッチ写真はもう少し待つ必要がありますが、ディープな色調補正をしていない撮影データを見返すと、かえってお写真に生々しいリアルさが宿っているように感じられます。少し乱れた毛先、完璧とは言えない手元のアングル、目元に隠しきれなかった疲労感さえも、今回のコスプレ撮影の愛おしい記憶の一部となっています。『月姫』のコスプレ撮影に出発したあの朝、スタジオの入口でアイスラテを買い、カットしたての青髪で歩いていた時の通行人の視線は高めでしたが、心は満たされていました。自分の目標とするキャラ再現にまた一歩近づけたからです。
お誕生日おめでとうございます。空のように澄み切った青い少女が、永遠に自由で堅強でありますように。私も次回はさらに質感とストーリー性のある作品をお届けできるよう努力を続けます。単なる綺麗な外見だけでなく、見る人を引き込む感情を込めて。