今回のコミデイ30のイベント写真は、衣装から小道具までの準備が予想以上に大変でした。ピンクの羽の翼のふんわり感を保つのにかなりの時間を費やし、蒸し暑い会場の中で首のメタリックなチョーカーが少し締めつけ感がありました。撮影時は会場に人が非常に多く背景もごちゃごちゃしていましたが、カメラマンさんが望遠レンズと大口径レンズを巧みに使い、会場の複雑なスポットライトや天井灯を背景の玉ボケにして、雑多な展示会場を綺麗にボケさせて切り離してくれました。1枚目の横向きで膝を抱えるポーズは個人的にお気に入りの1枚で、白いもこもこマットのコントラストを活かして、脚のラインと全体の寒色系の衣装をうまく呼応させています。黒いスイカボールを抱えている2枚は、キャラクターの定番の日常的な姿を再現するためのものです。会場内の光が複雑で肌色が黄色っぽくなったりくすんだりしやすかったため、レタッチでは主に露出とカラーバランスの調整を行い、白い服を明るくしつつ、ピンクの翼の彩度を少し落として眩しすぎないようにしました。背景に通行人がどうしても写り込んでしまったため、少し強めのぼかし処理を施しました。撮影プロセス全体は実はかなり大変で、カメラマンのアングルに合わせて座り方を何度も調整する必要がありました。床がとても硬く、もこもこのブランケットの上に直接座ってもかなり痛く、ハイヒールを履いているためふくらはぎもかなり張っていました。この衣装についてですが、ライトブルーのジャケットに白のタンクトップとデニムショートパンツという組み合わせは、実はとてもカジュアルで日常的なコーディネートです。しかし、チョーカーや翼、そしてあの独特な髪飾りが加わることでキャラクターらしさが一気に出て、強いギャップが生まれます。これも私がこのキャラクターを好きな理由の一つです。撮影現場では多くの仲間がお互いに助け合い、機材も重く移動も大変でしたが、最終的にこのようなクリーンな画面になり、作品本来の雰囲気に寄り添うことができて、すべての苦労が報われたと感じました。最も適した表情や角度を見つけるのを根気強く指導してくださったカメラマンさんに心から感謝します。