中国国際漫画祭(CICF)の2日目に滑り込み、早くから準備していたスフェーンの衣装で初の現地試着を行いました。『ファイナルファンタジーXIV』におけるスフェーンの、涼やかでありながらどこか気高さを帯びたデザインがずっと大好きだったので、今回はアイメイクと表情のコントロールに特に力を入れました。CGの中の彼女が見せるクールな雰囲気を、少しでも再現できていれば嬉しいです。
今回の衣装についてお話しします。インナーは白のミニパニエドレスで、その上に薄黄緑色のオーバースカートを重ねており、全体的に軽やかで落ち感のある生地を採用しました。これにより、歩いたりスカートの裾を持ち上げたりした際に、裾の絶妙な水色のフリルが美しい流動感を描いてくれます。腰元のメタリックな紋様装飾は一番気に入っている部分で、このパーツの制作にはかなりの時間を費やしました。精巧に見えますが実際の重量はそれほどでもなく、動きを大きく妨げることはありません。首元のグリーンの小さなスタンドカラーと、腕のセパレート仕様の白いアームカバーが、視覚的なレイヤード感をプラスし、展示会日常のコーディネートが薄っぺらく見えないようにしてくれています。
特筆すべきは白いパンストで、この素材とカラーの組み合わせはトップライトの下で美しい乱反射効果を生み出し、脚のラインを非常に滑らかに見せてくれます。しかし、今日のコーディネートには避けて通れないちょっとしたハプニングがありました。それが「靴」です。もともとオーダーメイドしていた、より再現度の高い靴がまだ制作の最終段階だったため、イベントのタイミングに間に合わせるべく、今回は暫定的にこの黄緑バイカラーのフラットシューズで代用するしかありませんでした。写真ではそこそこ調和しているように見えますが、実は靴底が少し硬く、履き口が足に擦れやすいです。足元を凝視すると確かに原作との乖離がありますが、専用の靴に履き替えた後は、全体の佇まいが間違いなくもうワンランクアップすることでしょう。
現場でスナップを収めてくれたカメラマン先生に心から感謝します。頭上からのトップライトが身体に当たる効果が予想以上に素晴らしかったです。ライティングが衣装のエッジに美しいハイライトの輪郭を描き出し、女王にふさわしい誇り高きオーラを表現してくれました。実のところ、スフェーンを演じようと決めたのは、単に衣装が美しいからだけでなく、彼女が持つあのどこか超然とした独立独歩の気品に惹かれたからです。今回の撮影に向けて、ゲーム内のカットシーンを何度も研究しました。彼女の微細な表情や、あごを少し上げる角度など、すべてに自信が満ち溢れています。今回の現地撮影は、自分自身のポージングや体態管理の成果を試す良い機会にもなりました。
本日の展示会会場内は非常に混雑していました。室内はエアコンが効いているものの、この衣装はレイヤードが多いため、午前中歩き回っているとやはり少し蒸し暑さを感じ、光の回りが良い場所を見つけては「見縫插針」で何枚かスナップを収めるのが精一杯でした。しかし幸運なことに、このカットのアングルと絞りの組み合わせが絶妙に噛み合い、広がるスカートの裾のボリューム感を非常に美しくしなやかに捉えることができました。中国国際漫画祭(CICF)の雰囲気はいつも最高で、現地の仲間たちも温かく、皆さんの情熱に触れてこれまでの苦労がすべて完全に報われたと感じました。
実際のところ、コスプレを嗜むということは、多くの場合単に服を着るという単純な話ではありません。毎回キャラクターを出すたびに、その人物の性格、立ち姿、眼差しを深く推し量る必要があります。今回(靴のように)色々と不完全な点はあったものの、撮影を重ねるごとに自己の成長を実感できます。特に『ファイナルファンタジーXIV』のような不朽の名作に登場するキャラクターは、佇まいや視線の演技に対する要求が極めてシビアです。今回の事前準備の不足は、かえって今後のより完璧な再現に向けた明確なブラッシュアップの方向性を示してくれました。展示会の日常の中で、同じ趣味を持つプレイヤーの皆さんと出会い、ゲームへの理解やキャラクターへの想いを語り合えたなら、それはこの上なくエキサイティングな経験です。
今回の中国国際漫画祭(CICF)への初登場の記念として、まずはこの予告カット1枚を公開し、皆さんに空気感を見ていただこうと思います。その後の正式なコスプレ写真では、しっかりとレタッチを施す予定です。より再現度の高い靴が届き次第、屋外ロケーションを探して壮大な大パノラマのシチュエーションで撮影を敢行したいと考えています。その時には、キャラクター特有のあの泰然自若とした、エレガントで自信に満ちたオーラをさらに完璧に表現できればと願っています。今回の試みによって、この衣装のディテールに関する具体的なハンドリングがより明確になったため、最終的な完成写真の仕上がりを今からとても楽しみにしています。