青と白の配色の体操服に身を包み、誰もいないスタジアムの観客席に立つと、心地よい微風が髪の毛先をかすめていきました。今回の撮影では、『ブルーアーカイブ』に登場する伊落マリーの王道なスポーツウェアをセレクト。青と白が織りなすジャケット、ショートパンツ、長袖の白いTシャツが太陽の光を浴びて非常に清々しく映え、全体のカラーリングも美しく統一されています。運動後のハーフタイムのリラックスしたリアルな状態を演出するため、日常的な小道具として水筒をわざわざ持参しました。これは、SNSの投稿で「こまめな水分補給を」と自分に呼びかけていたちょっとしたディテールへのオマージュでもあります。
スタジアムの青い座席はとても鮮やかで、衣装のトーンと見事に一致しているため、レタッチで過度に色調整をしなくても、仕上がった画面にはあらかじめ爽やかな寒色系のフィルターがかかっているかのようでした。レンズの前では、脚を丸めて背もたれに寄りかかったり、振り返って視線を送ったりと、いくつかのリラックスした座りポーズを試すことで、スポーツ施設ならではのアンニュイで心地よい雰囲気を引き出しました。頭の上の獣耳と白いお花の髪飾り、外せないぱっつん前髪のオレンジのロングヘアが組み合わさることで、スタイリング全体のディテールがより豊かになり、単調さを感じさせません。
撮影時は、光の差し込む向きにかなりこだわりました。会場のプラスチック製の椅子の面は反射が強く、日差しが強すぎると人物の影が重くなりすぎてしまうため、現場の自然光とうまく調和するように構図を工夫し、光の粒が衣装の生地に均一に降り注ぐようにしました。白いハイソックスと厚底キャンバスシューズの組み合わせは、全体の視覚的なプロポーションをすらりと引き伸ばすだけでなく、スポーティーなスタイルの視覚的インパクトを格段に高めてくれます。レンズの前で水筒を手に持ったり、頭の上に載せたりしたポーズは、静的なポートレートにちょっとした躍動感のある遊び心をプラスするための工夫です。
実際の屋外ロケーションでの撮影には、ちょっとした難関がありました。それは、このような横一列に並んだ硬いプラスチック製の椅子に座る際、一見リラックスしているように見せながらも、美しい体勢をキープするために体幹をわずかに引き締める必要がある点です。幸いにも、当時のカメラマンさんが「水筒を持つ時は指先に力を入れすぎないように」「視線を少し伏せるとよりナチュラルに見える」など、ポージングに関する的確なアドバイスをたくさんくれました。今日の大満足の好天と会場の優れた採光のおかげで、過度な苦労をすることなく、クリーンで透明感のあるスポーティーな運動場のロケーション写真を収めることができました。
撮影が終わった後、自分でも水を思い切りゴクゴクと飲みました。この青い観客席の中で完成させたコスプレは、スポーツの躍動的なエネルギーと二次元の属性を見事に融合させることができました。このようなクリーンでヘルシーな表現がとても気に入っていますし、ご覧になった皆さんにも、グラウンドの片隅に漂うこののんびりとした心地よい気分が伝われば嬉しいです。