【不知火 コスプレ】『陰陽師』不知火:白ホリでの大扇子アクション&ポージング記録 - 1 枚目
【不知火 コスプレ】『陰陽師』不知火:白ホリでの大扇子アクション&ポージング記録 - 2 枚目
【不知火 コスプレ】『陰陽師』不知火:白ホリでの大扇子アクション&ポージング記録 - 3 枚目
【不知火 コスプレ】『陰陽師』不知火:白ホリでの大扇子アクション&ポージング記録 - 4 枚目

『陰陽師』不知火の大扇子を使った今回の撮影で、身に染みて痛感したのは「腕がとにかく限界を迎える」ということでした。他の方が舞うように軽やかに扇子を操る姿を見ていましたが、実際に手に取ってみると2本の巨大扇子のずっしりとした重みは想像以上でした。衣装の質感を美しく魅せつつ、手元の所作の力強さとしなやかなラインを両立させるため、撮影前には半月以上かけて腕と体幹を鍛え込み、毎日プランクやダンベルに励んでレンズの前で数秒でも長く姿勢を維持できるよう準備を整えました。

今回の写真は白ホリ(純白スタジオ)の単色背景で撮影しました。白スタジオは清潔感がある反面、欠点も露骨に目立ちやすく、ライティングを誤ると画面全体が平坦になり、衣装のドレープさえ硬く見えてしまいます。現場の綿密なライティングとカメラの撮って出し(撮り下ろし)の美しさを引き出してくださったカメラマンさんには心から感謝しています。投稿をご覧いただければ分かる通り、レタッチの痕跡がほとんどない自然な仕上がりであり、これこそ事前の光と影の設計がシビアに試される点です。メインライトと補助光の光量比を絶妙にコントロールし、衣装の半透明なシフォンの質感、赤いパイピング、そして市松模様の帯の鮮やかな色彩コントラストを重厚なレイヤー感で捉えてくれました。後処理で不要物を消したり強引に合成したりすることに頼りたくなかったため、現場では扇子の位置を何度も微調整しました。アシスタントの擬南芥(ギナンカイ)さんも本当に献身的で、巨大な扇子を支えてくれるだけでなく、カメラの外から衣装の流れや赤紐のタッセルが絡まっていないかを常に細かく見守ってくれました。

衣装面では、今回の白装束と赤×青のコントラストが効いた帯が抜群の存在感を放っています。インナーとオフショルダーのカッティングに、白髪ウィッグと紅の効いたメイクを合わせることで、妖艶な魅力の中にどこか清冷な気品を宿したビジュアルを完成させました。ポージングの設計では、不知火というキャラクターが本来持つ舞踏の優雅さと術を繰り出すダイナミズムを意識し、指先や視線の方向に至るまで細やかなニュアンスを注ぎ込みました。写真をよく見ていただくと、指先の力加減や手の甲の伸びやかさも徹底してコントロールしており、古典舞踊の手の位置(所作)を数多く参考にしています。背後の巨大な扇子に引き立てられながら両腕で張りのある緊張感を表現するため、静止した一瞬一瞬において全身の筋肉を密かに引き締め続けていました。

正直なところ、この写真集の撮影は体力的にも極めてハードでした。扇子が非常に大きいため、一度ポーズを決めたら簡単には動けず、重心が少しでもブレれば写真がブレてしまいます。そのためポーズを変えるたびに体勢をピタッと維持し、カメラマンさんのシャッターを待ち続けました。後半はまさに気力との戦いでした。しかし完成した写真を目にしたとき、すべての苦労が報われたと実感しました。画面内の色彩のコントラストと光と影のグラデーションは、『陰陽師』ならではの和風ファンタジーの幻想的な空気感をこれ以上ないほど引き立ててくれました。

白スタジオでの撮影はメイクの耐久性にとっても大きな試練でした。特に赤い瞳(カラコン)と額の紋様は、わずかな汗でも輪郭が滲んでしまうため、合間のメイク直しの頻度は非常に高くなりました。

折しも陰陽師 10周年という記念すべき節目に巡り合い、このような形で大好きなキャラクターを再び体現できたことは非常に感慨深く、一生の記念になりました。今回の不知火 コスプレ作品は、チーム全員にとっても二次元撮影の技法とスタイリング表現における新たな挑戦となりました。