80人規模のアークナイツ大型併せに参加し、カメラマンさんが当日に撮影データを送ってくれたので、その勢いのまま当日速報としてアップします。この界隈では当日や翌日に速報を出すのが定番ですが、私にとってもレタッチはほぼ肌の微補正だけで済みました。現場の赤と青のライティングによるコントラストがすでに抜群に美しかったからです。スタジオ撮影と本物の廃墟での撮影は全くの別物で、リアルな工業廃墟の空間に赤いライトの光が加わり、雰囲気が一気に最高潮に達しました。
今回の衣装とスタイリングは着こなしがなかなか大変でした。赤髪に黒い角、エルフ耳を合わせ、青いトレンチコートは一見軽そうに見えてドレープ感を出すため生地がかなりしっかりしており、全身にストラップや装飾がたくさんついています。両側の角をしっかり固定するため、下を向いたり大きく動いたりする際は落ちないように細心の注意を払いました。特にお気に入りなのは白いワイドパンツと赤い巻きスカートの組み合わせです。赤黒配色のスニーカーで動きのあるポーズを取るのは少し力がいりましたが、写真の仕上がりは非常に素晴らしく、特にしゃがみポーズでは尻尾の小道具がちょうど地面を支えてくれ、体の重心をより自然に保つことができました。腕には半透明のアーマーと手袋があり、大きく動くとズレやすかったものの、後から少し整えるだけで綺麗に収まりました。
カメラマンの一矢さんの撮影スピードは非常にテンポが良く、同じポーズで固まったまま待たされることがありませんでした。事前に「少しの殺気と抜け感を併せ持った雰囲気」にしたいとすり合わせていたため、リラックスして撮影に臨めました。レタッチに関しても質感を残すことが最重要というカメラマンの意見に同感で、基本的なラインの調整とわずかな美肌補正以外は、赤い光と寒色系背景のコントラスト調整に最も力を注ぎました。やはり廃墟の現場は光が複雑で、硬い赤色の光を少し調整するだけで衣装の切り替えやニットの織り目の質感を鮮明に引き出すことができました。
大型併せには80人もの参加者がいて、それぞれ出張るペースが異なる中、息がぴったり合うカメラマンと出会えたのは本当に幸運でした。限られた立ち位置の中で他人の写り込みを避けるのも大型併せならではの難しさです。撮って出しが早かった分、写真選びの選択肢も多く、アドリブで捉えた動的なスナップが決めポーズ以上に良い味を出していました。撮影時の光は仕上がりに大きな影響を与え、青い衣装に赤い環境光が当たることで独特の紫がかった色合いが生まれ、非常に高い質感を醸し出しました。最初は光の使い方に慣れませんでしたが、次第に光の活かし方やアングルの取り方が分かってきました。特にしゃがんだカットがお気に入りで、脚のラインが綺麗に見え、尻尾で地面を支える構図が力強い緊張感を生み出し、最高にかっこよく決まりました。
即日届いた写真を見ると、動きが早すぎてわずかにピントが甘い部分もあるものの、全体の空気感が見事にコントロールされており、荒廃した世界観がしっかり表現されていました。細部まで過剰に加工された写真よりも、ざらつきや粗さを残した撮って出しの質感のほうがかえって味があります。当日の写真アップは体力を使いますが、度重なるやり取りや待機の手間が省け、非常に効率的で満足のいく結果となりました。この衣装は大面積の赤いライティングと非常に相性が良く、冷徹さと大胆さが共存する雰囲気を醸し出すことができ、期待通りの仕上がりとなりました。写真をアップして今日の撮影は最高の形で締めくくることができました。まずは記録として残し、今回の大型併せの思い出として大切に保存しておきます。