3.15のイベント写真がまとまりました。今回はFate/Grand Orderに登場する月姫 コスプレの撮影です。威厳ある姫君という設定を意識し、表情やポージングでは世俗離れした神聖さと威厳を表現できるよう工夫しました。
衣装面では、白と青の配色ドレスが今回のメインです。胸元とウエストのブルーの切り替えにゴールドのラインが加わり、美しいシルエットを際立たせています。前が短く後ろが長いフィッシュテール仕様のスカートも大きな見どころで、美しいドレープと上品な光沢感があります。この衣装に合わせるため、あえて黒ストッキングとハイヒールを選びました。視覚的に脚のラインを長く見せるだけでなく、上半身の広範囲にわたる白と青のバランスをきれいに引き締めてくれます。袖は非常に大きく作られており、内側に支えを入れることで原作設定の広がりのあるベルスリーブを見事に再現しました。
メイクとスタイリングでは、金髪のショートヘアに白い花の髪飾りを合わせ、アホ毛もしっかり立てて全体を立体的に仕上げました。撮影はローアングルのアオリ構図で行われ、大きなスカートの迫力を存分に引き出しつつ、スタイルをすらりと見せてくれました。裾が長い衣装のため移動時は持ち上げる必要がありましたが、カメラの前では美しい立ち姿を見せるために背筋をしっかり伸ばし続けました。ハイヒールで長時間立ち続けるのは大変でしたが、写真の仕上がりは本当に素晴らしいものになりました。
撮影環境は3.15のコミコン会場で、混雑していて背景も雑多でした。カメラマンは現場の光と背景を活かし、周囲の物を暗く落としつつ開放F値で背景をぼかして被写体を際立たせてくれました。手袋とストッキングを黒で統一したことで、ボリュームのあるスカートの印象をしっかりと引き締めています。会場では多くの同好の方々が見守ってくださり、最初は少し緊張しましたが、気持ちを切り替えてキャラクターに没入できるよう努めました。適切なアングルとライティングを探すために何度も往復し、特に床を引きずる大きなスカートを常に慎重に持ち上げていたため腕が痛くなるほどでした。現場の光は複雑でしたが、カメラマンのプロフェッショナルな対応のおかげで、雰囲気たっぷりの仕上がりになりました。
今回のイベント写真は、現場のリアルな質感と自然なスナップ感を重視しています。レタッチでは元の質感を損なわないよう配慮しつつ、色調を整えて周辺減光を少し加えることで人物を引き立たせ、暗闇の中に輝く姫君の気品を表現することを目指しました。靴を脱いだ後はかかとが痛かったですが、良い写真が撮れたことが何よりの励みになります。全体として非常に充実した撮影体験となり、次回の撮影に活かせる経験も積むことができました。スカートの裾が長いためホコリが付きやすく、帰宅後に丁寧なお手入れが必要です。