【ラ・プルマ コスプレ】アークナイツ:未許の地、今回は髪飾りを忘れて表情だけで乗り切ることに - 1 枚目

レタッチ作業で大画面を開いて初めて、頭のヘアピンや後ろのヘアリボン、そしてタイの周りにあるはずの小さな青いリボンをことごとく着け忘れていたことに気づきました。当時は衣装を着て撮影場所に急いで向かい、早く撮り終えることばかり考えていて、そうした細部にまったく気が回っていませんでした。モニターに映る高画質の元画像を見ながら思わず大笑いしてしまい、自分のうっかり具合に呆れるばかりでした。とはいえ撮り終えてしまった以上諦めるわけにもいかず、視線や座り方、手の仕草を工夫して、少しでも完成度を引き上げようとカメラの前で精一杯カバーしました。

実際、撮影中も頭のあたりが少し寂しいような気はしていたのですが、その時はテーブル上の小道具をセッティングすることに全神経が集中していました。最初から設定を完全にトレースするつもりはなく、少し違った雰囲気を狙っていました。今回の撮影ではあえて室内空間を選び、白い壁とガラステーブルの反射を活かして、クールで静けさのある雰囲気を演出しました。髪飾りの欠落を補うため、テーブルに手を置いたこのカットをメインに選びました。左手をそっと右手に重ねて指先をわずかに曲げ、顎を少し引き、真っ直ぐにカメラを見つめることで、芯のある眼差しを意識しました。鮮やかなブルーのトップスはフリル仕立てで、胸元の大きな白いリボンが目を引きます。袖の青白ストライプの切り替えも非常に質感が高いです。衣装の色味と視線の印象を合わせるため、オレンジレッドのカラコンを選び、グレーブルーのロングヘアと合わせるなどメイクにもかなりこだわりました。

今回の撮影は私にとって新たな挑戦でもありました。すべての装飾品が揃っていないことで、普段細部の作り込みに頼っていた安心感がなくなり、かえって表情管理や姿勢のコントロールに意識を研ぎ澄ますことにつながりました。撮影中はテーブルに寄りかかったり、腕を組んでテーブルに置いたりと様々なポーズを試み、不自然にならないよう大げさな動きを控えました。パソコンで最終的な完成写真を見たとき、多少の悔しさはあったものの、髪飾りがないという想定外のアクシデントが、かえってこの写真に生き生きとしたリアルさを与えてくれたように感じました。また、カメラマンが前ボケを巧みに使って視線をしっかりと顔元に集めてくれたおかげで、頭頂部の空白を自然にカバーすることができました。出かける前に小物をチェックしなかったことは本当に痛い教訓となり、次回からはすべての小物をカバンに詰めて初めて準備完了と呼ぶようにします。しかし見方を変えれば、たまのハプニングによって思いがけない冒険のような独特の緊張感が生まれた気もします。

レタッチの最中、自分自身に苦笑いしながらも、不自然に見えるのを避けるために髪飾りを後から合成することはせず、あえてこの小さな不備をそのまま残しました。この写真の価値は、リアルな失敗と、それを補うために普段以上にカメラに集中した表現力にあると感じたからです。これこそがコスプレ日常の醍醐味の一つなのかもしれません。設定を忠実に表現しながらも、少し抜けていて、それでもなお完璧を目指して奮闘するありのままの自分を受け入れていくこと。写真に収められた静けさと冷ややかさ、そして少しの悔しさをバネに良いものを残そうとしたあの意地こそが、当時の私の最もリアルな姿でした。