今年、イベント会場の外で撮影した写真たちには、ここ最近の私の心境の変化が如実に反映されています。上半期は妙な執着があり、屋外での撮影はただの遊びで本気の創作ではないと思い込み、ホール内で重厚なダークトーンの作品を撮ることばかり考えていました。しかしCICFの会場内で完全に心が折れ、自分は従来型のイベント撮影のスタイルに向いていないのだと痛感させられました。下半期に入り、重厚な照明機材を組まずとも素晴らしい作品を撮る先輩方の写真を目にし、気心の知れた友人たちも会場の外で実に魅力的なカットを切り取っているのを見て、機材のスペック競争に対する熱がすっと冷めていきました。機材の呪縛から解き放たれると、純粋な撮影の楽しさが戻ってきました。正直なところ、今年の大規模イベントのコスプレフリーパス申請にはことごとく落ちてしまい、くじ引きに外れ続けるようなツキのなさを味わいました。技術不足への不安から自己嫌悪に陥ることもありましたが、被写体のレイヤーさんが私の写真を使って何度もフリーパスに合格しているのを見て、心がすっと軽くなりました。大作を撮らなければと自分を追い詰める必要はなく、モデルさんが喜んでくれて、自分自身も美しい光と影を切り取れたその瞬間に心から楽しめていれば、それだけで十分なのだと気づいたのです。最近のイベント参加では、魅力的な穴場スポットを探し、小さなライトを忍ばせつつ、自然光撮影をベースにした身軽なスナップを主軸にしています。光の良し悪しが運に左右されるため、まさにガチャを引くような感覚ですが、この不確実性こそが醍醐味です。今回の写真には、夕暮れ時のドラマチックな逆光、雨上がりの濡れた路面の反射を活かしたクールなトーン、そして水辺で偶然出会ったきらめく水面の美しい光など、その場の閃きが詰まっています。すべての照明をガチガチに固定して撮るよりも、こうした偶然性のある撮影の方がずっと面白く、切り取られる瞬間もよりリアルで生き生きとしたものになります。これからも蛍火虫アニメゲームカーニバルには足を運び、大型機材を組むのではなく、自然光と小型ライトの組み合わせを大切にしながら、美しい瞬間をすくい取る偶然の出会いを楽しんでいきたいです。