【テレジアコスプレ】アークナイツ 魔王形態、花畑に横たわる作品写真 - 1 枚目

今回の作品は、テレジアの魔王形態における静謐な世界観を表現することをテーマに撮影しました。当日は深灰色の無骨な岩場に囲まれたヒナギクが咲き誇る実景の花畑を選び、明暗の美しいコントラストを作り出しました。横たわるポーズを自然に見せるため、白いドレスの下にクッションを何重にも敷き詰め、後からレタッチでひとつずつ消していく作業を行いましたが、これにかなりの手間と時間をかけました。衣装は特注の白いドレスで、美しいドレープ感がある反面、寝そべった際にスカートのドレープが乱れないよう細心の注意を払って微調整を繰り返しました。淡いピンクのウィッグは花畑の中でひときわ鮮やかに映えています。

見上げるローアングル構図は想像以上に過酷で、空と花畑の広がりをダイナミックに見せるために首を常に反らし続ける必要があり、長時間の撮影で首がパンパンになりましたが、完成した写真の光影の階調を見た瞬間、すべての苦労が報われたと感じました。ロケ撮影では気まぐれな風で髪が乱れやすかったため、シャッターチャンスはカメラマンさんの見事な瞬間スナップに委ねました。現像・レタッチは羊村村覇喜羊羊先生にお願いし、じっくり打ち合わせを重ねました。撮って出しのデータは光がフラットだったため、魔王形態特有の神秘的な超自然感を際立たせるべく、ピンクと白の光のラインを弧を描くように描き足していただき、画面全体に幻想的な躍動感を持たせました。宙に舞う花びらも合成によるもので、実写で散らすよりも構図をコントロールしやすく、ダークな世界観の調和を保つことができました。

撮影中、私はキャラクター本来のバックボーンに深く浸っていました。冷たく硬質な岩場と柔らかい花畑の対比は、まさに彼女の宿命を感じさせるエモーショナルな空間でした。手にした花束もこだわりの小道具で、胸元をさりげなく覆うことでより詩的な情緒を醸し出しています。ライティングではストロボの光を白いドレスに透過させ、仄暗い岩の背景に対して被写体を透き通るように浮かび上がらせました。今回の撮影はテレジアの魔王形態というキャラクターを自分なりに解釈・表現できた素晴らしい体験となりました。この撮影ノートが寝そべりポーズの撮影に興味のあるカメラマンさんや同好の皆さんの参考になれば幸いです。壁紙にもぴったりな納得の仕上がりになりました。