今日はフル装備を揃えて、大学の空き教室で『鳴潮』のモーニエを撮影しようと意気込んでいたのですが、3〜4棟回っても使える教室はすべて自習中の学生で埋まっており、運のなさに愕然としました。結局どうしようもなくなり、階段の踊り場で綺麗めな壁を探して背景にすることにしました。実は階段での撮影は技術が問われるもので、頭上に蛍光灯が並ぶ平坦な光ですが、この寒色系のメイクにはむしろぴったりでした。このハイネックの制服は生地がしっかりしていてハリがあり、首回りがややタイトで、うつむくと顎に当たるのが少し大変でした。三角形のゴールドイヤリングは見た目以上に重く、長時間つけていると耳たぶが痛むほどでした。ウィッグはパープルがかった銀灰色で、こまめに梳かさないとすぐに毛先が広がりやすい質感です。メイクには赤いカラコンを合わせ、カメラ越しに見せるキリッとした冷淡な雰囲気が絶妙にマッチしました。環境には恵まれませんでしたが、自らの手でスマホを掲げて階段の自撮りを行い、アングルを探りつつバストアップのバランスを整える作業は、なかなかの筋力勝負でした。プロのカメラマンもいない中、手探りの試行錯誤と調光を繰り返しました。最後は腕がパンパンになりましたが、画面に映る仕上がりを見て、この苦労も報われたと感じました。