今回のロケーションには都会の高層ビル群を臨む屋外プールを選びました。近代都市とプールサイドのコントラストが、夏特有の心地よい開放感を画面にもたらしてくれます。ゼロツーの水着コスプレに挑むにあたり、鮮やかなピンクのストレートロングヘアと象徴的な赤い角のアクセサリーを準備。タイトなカッティングの白いワンピース水着はボディラインを美しく引き締めてくれる反面、常に体幹を引き締めてベストなシルエットを保つ必要がありました。撮影当日は厚い雲が広がる曇天でしたが、直射日光のない柔らかな自然光のおかげで顔に濃い影が落ちる心配がありませんでした。爽やかな夏のロケの透明感を高めるため、カメラマンさんは左側にレフ板を構えて顔周りを優しく照らしつつ、水面の澄んだブルートーンを美しく残してくれました。メイクでは目元の立体感を重視し、ほんのり濡れ感のあるアイメイクに淡いグリーンのカラコンを合わせ、キャラクターのアンニュイな魅力を表現しました。
4つのポーズそれぞれに独自の挑戦がありました。1枚目の座りポーズでは脚の角度を細かく調整して自然なプロポーションを意識。2枚目の立ち姿では背筋をピンと伸ばしながら滑りやすいプールサイドでバランスを保持。3枚目の丸石の上での片足立ちは最もハードで、球体状の足場で体幹をキープしながらピースサインを作るため何度も試行錯誤し、落水を防ぐため傍らで友人に支えてもらいながら撮影しました。4枚目のプールサイドに腰掛けて振り返るカットでは、背後の黄色いアヒルボートが愛らしいアクセントを添えてくれました。現像レタッチでは背景のノイズを整理し、全体を涼やかな寒色系のブルーと抜け感のあるクリアなトーンに統一。余計な雑色を抑え、肌本来の滑らかな質感を活かすことで、二次元コスプレらしい洗練された世界観を追求しました。体力を使う場面も多かったですが最高に楽しく、純白の衣装が持つ光と影のニュアンスを掴む貴重な経験となった、充実の夏のロケ撮影でした。