今回の撮影テーマは長留山第127代弟子・花千骨。原作設定に忠実に寄り添うため、事前の造形準備から徹底的に作り込みました。ウィッグのカットとスタイリングは最初の難関で、パッツン前髪と両サイドの細い三つ編みを自然に見せるため何度も微調整を重ね、頭頂部の白黒ファー髪飾りを絶妙な角度で固定してフェイスラインの黄金比を追求。メイクはピンク系のアイシャドウとチークで血色感を宿し、スタジオの強光下でも白飛びしない透明感あふれるベース肌に仕上げました。
衣装は白から淡い紫へのグラデーションが美しい仙侠風の長裾ドレスで、薄紫の地紋入りインナーの上に軽やかなシフォンオーガンジーを幾重にもレイヤード。幅広の水袖(裾袖)が絡まないよう手首のしなやかなスナップを効かせて袖の弧を描きました。厚底の白ブーツはスタイルアップだけでなく、片足立ちや踏み込みといった高難度のアクションポーズで足首を強固に支えてくれました。Kingglory Plaza(地王広場)の室内スタジオには巨大な満月ライトリングと色とりどりの造花が敷き詰められ、半透明の氷晶風ロングソードと鮮やかな朱色の房飾りが白衣に鮮烈なコントラストを刻みます。カメラマンのNightDivaさんによる巧みな逆光コントロールにより、強烈な月光に埋もれることなく顔立ちと薄絹の質感を美しく描写。仙気と侠客の凛々しさが共鳴した、大満足の花千骨コスプレ・古風コスプレ記録となりました。