【2B コスプレ】『アズールレーン』イベントでの束の間の休息 - 1 枚目
【2B コスプレ】『アズールレーン』イベントでの束の間の休息 - 2 枚目

会場内は多くの人で賑わっていましたが、人波が少し落ち着いた隙を見計らい、ホールの片隅にある黒い台を見つけて腰を下ろし一休みしました。この白黒切り替えのオーダーメイド風メイド服は細部のディテールが満載で、襟元の黒レースとフリルがとても繊細。パフスリーブとウエストのチラ見せカットアウトによって重苦しさを感じさせません。中でも一番気に入っているのは脚元のコーディネートで、白タイツに幅広の黒いレッグリングと細いストラップを合わせた白タイツレッグリングが、視覚的に脚のラインをすらりと美しく引き伸ばしてくれます。あおり(ローアングル)の構図がその強みを見事に引き立てており、台の上に足を乗せて指を曲げるポーズは、実は重心を安定させるために自然と取った体勢だったのですが、予想以上に素晴らしい写真に仕上がりました。

イベント会場の照明はかなり乱雑で、天井の無機質な蛍光灯のせいで硬い影が出やすいため、撮影時にはカメラマンさんにレフ板で顔まわりにハイライトを起こしてもらい、肌の透明感を出しつつ白タイツのテカリによる白飛びを防ぎました。小道具には鞘のような細長い白い棒状のアイテムを用意し、当初は剣を振るうようなアクションポーズも考えていましたが、混雑した会場で周囲にぶつかるのを避けるため、手で持ったり身体の脇に添えたりする構図に変更しました。多数のアクセサリーを身につけるスタイリングは着脱が一番大変で、ストラップやレースパニエの装着だけで1時間近くかかりました。ですが、完成した写真に写るスカートのドレープ感やレッグリングが作り出す綺麗なシルエットを見たら、朝早くからの苦労もすべて報われたと感じるコスプレ撮影でした。

実はこの衣装の初期デザインではスカートをもっとふんわりボリュームのある仕上がりにする予定でしたが、歩きやすさを考慮してアシンメトリーな変形カッティングに変更したところ、かえってラフな抜け感が際立ちました。白タイツは会場内を歩き回るとホコリがつきやすいため、アングルを変えるたびにウェットティッシュで拭き取るなど、仕上がりのクオリティのために細部まで気を配りました。後頭部の銀白色のウィッグには耐熱繊維を使用しており、サラサラな反面絡まりやすいのですが、館内の冷房がしっかり効いていたおかげで2時間ほど着用していても快適に過ごせました。ローアングルからのあおり撮影は脚のラインのコントロールが非常にシビアで、膝や足首の力を自然に抜かないと硬く見えてしまいますが、この写真はまさにリラックスした瞬間を捉えており、台に乗せた足と太もも外側の黒いレッグリングが視覚の中心に配置され、純白のベースと相まって強烈な白黒のコントラストを生み出しています。

イベントの醍醐味は、同じ趣味を持つ仲間たちに出会い、お互いのメイクや衣装のこだわりを褒め合えること、たとえすれ違いざまに軽く会釈を交わすだけでも胸が熱くなるような情熱を感じられる点にあります。今回のイベントを終えて帰宅し、真っ先にしたのは丁寧なクレンジングとウィッグの手入れでしたが、すでに来月のイベントも参加予定で、次回はまったく異なるテイストのスタイルに挑戦するかもしれません。カメラマンの友人からは「光と構図がアイコンにぴったり」と好評で、私自身も2枚目のあおりショットがとても気に入っています。少し挑発的でクールな雰囲気に見えますが、本音を言えば当時は「立ち疲れたから、早く撮り終えてご飯に行きたいな」と考えていただけでした。

コルセット部分はかなりきつめの締め付け感がありましたが、美しいウエストラインを保つため我慢し、撮影中はしっかりお腹を引き締めるよう意識しました。皆さんが目にする何気ないイベント写真の1枚1枚の裏には、無数の角度調整やスカートの手直し、汗を拭う地道なプロセスが存在しています。しかし、わずか一日だけでもまったく別の自分になりきれることこそが、コスプレの持つかけがえのない楽しさなのだと思います。