今回撮影したのは『アズールレーン』のアッティリオ・レゴロで、完全にリラックスした日常のライフスタイルをメインにしています。これまでは様々なスタジオで複雑で巨大な武器の小道具を扱ってきましたが、今回はあえてロケ地を自分の家のリビングとベッドの上に決めました。光線も午後に窓から差し込む柔らかな自然光だけで、意図的に強い硬質なライトは当てていないため、スナップされた画面自体に最初からアンニュイなフィルターがかかっているような仕上がりになりました。
この衣装の最も核心的なビジュアルフォーカスは、やはりこのトレードマークである巨大な黒いリボンです。両サイドのカチッとした立体感を出すため、レースのエッジ部分を含めてセットにかなりの時間を費やしました。そうしないと簡単にへたってしまうからです。ヘアスタイルはあえて腰まで届くロングヘア仕様にし、頭顶部には可愛らしい輪っか状のアホ毛を残しました。この金髪の色合いのおかげで、自宅の淡いトーンのソファや太リブのブランケットとも自然に馴染んでくれます。衣装は白のオフショルカーディガンにピンクのインナーを合わせ、ドローストリングのデザインが全体を単調に見せません。ボトムスはカラーのストライプ柄ショートパンツと半透明の白ストッキングで、自然光の下での白ストッキングの質感は非常に柔らかく表現されました。足元に合わせたこの黒い猫耳付きのふわふわスリッパは、ギャップ萌えを演出するだけでなく、お家設定全体の画竜点睛となっています。
撮影当日はこの長毛の猫が特に活発に動き回っていました。通常、猫はカメラを怖がることが多いのですが、今回は彼女の慣れ親しんだ縄張りだったこともあり、まるで本物の「小さなスタッフ」のように振る舞ってくれました。胸に抱きしめている時も、彼女がこちらに近づいてきて画面に写り込んだりレンズにすり寄ったりする瞬間も、画面全体が非常に生き生きとしたものになりました。もしこの猫がいなかったら、この一連の写真のライフスタイル感は少し物足りないものになっていたでしょう。アッティリオ・レゴロの気ままでリラックスした性格を表現するため、あえてゲームのコントローラーとヘッドホンを持ち、ピンク系のシーツの上に寝そべるようにしました。このような日常の休息状態を高度に再現したポーズを通して、非戦闘時のキャラクターの脱力感を表現し、素晴らしい猫の撮影となりました。
こうした宅コスをする際、実は核心となるのは衣装や小道具がどれほど「アーマー化」しているかや華麗であるかではなく、表情と環境の調和にあります。髪の毛や服が少し乱れている方が、作り込まれたものよりもリアルに感じられます。メイクに関しても、あえて重度なハイライトを抑え、素肌感のあるナチュラルな偽素顔メイクに仕上げ、薄いパープルのアイシャドウを合わせることで、キャラクターの設定を反映しつつ、この明るく心地よい室内空間の中で浮いて見えないように配慮しました。小道具はシンプルに厳選しましたが、普段使いのヘッドホン、デスクライト、カレンダー、携帯ゲーム機といった生活感のあるアイテムが、構図の細部を豊かにしてくれています。
今回のスタイリングは、室内のような採光が抜群の環境で非常に強みを発揮します。特に4枚目の写真のフラットに寝そべったアングルは、白ストッキングとピンクのインナーによる視覚的なハイライトゾーンが、ボリュームのある構図と相まって、お家でのリラックス感を余すところなく表現しています。普段は大がかりなアクションや戦闘ポーズを多く撮影しているので、たまにこのような柔らかいお家の雰囲気に戻るのも、また違った体験があります。何しろゲーム内における大半のキャラクターの母港での日常はこのような状態なのですから。リアルな空間での触れ合いと小道具の巧みな組み合わせは、コスプレの表現力を元の設定の硬さ以上に引き出してくれます。最後に、日常の自宅環境と可愛いペットが寄り添うこの独特な空気感を皆さんに感じていただければ嬉しいです。これこそが、今回の二次元日常の写真を通して私が表現したかったすべての内容です。